インタビュー・コメント

UFCと契約が残り1試合のドス・アンジョスが今後を語る

ハファエル・ドス・アンジョスは、最近5試合で4敗と成績が振るわない状況です。

そして今年1月にマイケル・キエーザと対戦したドス・アンジョスですが、UFCとの契約は残り1試合となっているようです。

ドス・アンジョスは『MMA Fighting』のインタビューで、UFCとの再契約に向けて話し合うための連絡を待っており、次の試合は夏ごろに戦いたいと語りました。

「戦いたいね。1月に戦ったから、6月か7月が良い時期だろう。UFCとの契約で最後の試合に臨むことになるから、UFCが再契約を望んでいるかどうか確認しなければいけないね。私は2008年からUFCに何年も在籍しているが、UFCは非常に堅実な会社だ。ダナ・ホワイトとは素晴らしい関係を築いているし、ここでは30試合近く戦っている。UFCと再契約したいと思っているよ。それは私が望んでいることだけど、再契約は私の問題じゃなくて彼ら次第なんだ」

現時点でUFCとの契約は残り1試合となっているドス・アンジョスですが、次の対戦相手としてアンソニー・ペティス、スティーブン・トンプソン、サンティアゴ・ポンジニッビオを考えています。

ペティスとは2015年のUFC185でライト級として対戦しているものの、再び戦うことに興味を示しています。

「私がペティスについて考えたのは、彼が勝利した後にウェルター級で私と戦うことに興味があると言ったからだ。彼はセラーニとウェルター級で戦ったから、この試合が実現するんじゃないかと思っているよ」

ポンジニッビオはソーシャルメディアで対立しているものの、まだ試合が実現していません。またトンプソンとの対戦の話もこれまであったものの、まだ実現していない一人です。

ドス・アンジョスは、ポンジニッビオが最近対戦を断ったと主張していることに対して、オファーがなかったと反論しています。

「ポンジニッビオはクレイジーだよ。UFCは何も言っていなかったんだ。彼は1年半も戦っていない。彼が最後の試合を戦ってから、私は4試合も戦っている。彼と戦うことに問題はないが、誰も何も言ってくれなかったんだ。彼はネット上でわけのわからないことを言っているから理解しがたいね。でもポンジニッビオと戦うことは何の問題もないよ」

「誰にも呼びかけられない状況なんだ。負けが込んでいる状況だからね。負けたのは過去のことだし、挽回するつもりだけど、UFCがオファーしてくれるのは何か意味のあるものだといいね。ペティスは歴史を考えると意味のある試合になると思う。マーケットは今動き始めている。スティーブン・トンプソンと私は、過去に何回か話があったからその試合になる可能性もあると思っているよ。この階級は大混戦だから様子を見てみよう」

ポンジニッビオによると、UFCがドス・アンジョスはライト級に復帰するつもりだから試合は実現しないと語ったとされているものの、ドス・アンジョスはその主張を否定しています。

「テストしていたけどライト級には行かないよ。ライト級に行くためには、最低でも4ヵ月前からの準備が必要で、それは金銭的にも戦う価値のある試合でなければならないんだ。今の報酬だと、体に負担をかける価値がない。もし大金が稼げるのであれば、人生を一変させて3~4ヵ月の準備でその犠牲を払うだろうね。でも今は違うよ」