UFC250で行われたアルジャメイン・スターリング対コーリー・サンドヘイゲンの試合は、スターリングが第1ラウンドサブミッションで勝利しました。
これによってスターリングの次期タイトル挑戦は濃厚となっています。
試合後の記者会見でスターリングは、自分がバンタム級のNo.1コンテンダーになれることを確信していると語りました。
「これは私にとって非常に重要な瞬間だよ。ここに到達するためにハードワークしてきたし、これで自分が次のタイトル挑戦者として相応しい選手であることが決まったと思うよ」
今後はジョゼ・アルドとピョートル・ヤンがタイトルをかけて戦うことになりますが、どちらかが欠場する場合に備えて、スターリングは準備をしていくつもりだと語っています。
「来週末にはメラブ(ドバリシビリ)がレイ・ボーグと戦い、マット・フレボラがカマチョと対戦する予定だから、私はここでみんなと一緒に練習しながら体調を整えて準備をしたいね。私はケガをしていないから彼らにとって良い存在になれると思うし、今後数週間は備えることができるよ」
スターリングは誰と戦うのかについては気にしていないものの、アルドがヤンに勝利すると思っているようです。
「それはタフな戦いだよ。ジョゼ・アルドは偉大でタフな選手だし、元チャンピオンだ。マルロン・モラエスとは本当に接戦だったね。この試合は彼が勝っていたかもしれないって思っていたよ。ピョートル・ヤンもタフで良い選手だが、彼についてはまだ納得していないんだ。答えを出さなければいけない疑問符がいくつかあると思う。今回の試合がその疑問に答えてくれることになるかもね」
「誰もが思うブギーマンを倒す選手になりたいね。自分の能力に自信のある良いレスラーとは違うんだ。私は打撃もレスリングも柔術もできる。黒帯だって持っているよ。セラBJJの黒帯だよ」
なおUFCのダナ・ホワイトは試合後の記者会見で、スターリングの次期タイトル挑戦を認めました。しかしまずはこれまで言われてきたように、ジョゼ・アルドとピョートル・ヤンが空位のバンタム級タイトルをかけて戦うことになるようです。