インタビュー・コメント

コナー・マクレガーがSNSで引退発表した理由について語る

コナー・マクレガーはUFC250が終わった後、突然ソーシャルメディアで引退を発表しました。

マクレガーはこれまでに2016年と2019年に引退発表を行っており、今回で3度目となります。

マクレガーは『ESPN』に引退発表した理由について語りました。それによると、UFCとの交渉や納得のできる相手がいないなどの不満があったようです。

「興奮させる試合がない、それだけだよ。待っていても何も実現しない。対戦相手の選択肢を調べているんだが、現時点で本当に誰もいないんだ。ワクワクさせてくれる相手はいないんだよ」

「彼らは上手く続けていくべきだった。つまりなぜ彼らは(ヌルマゴメドフ対ゲイジーを)9月に先送りしようとしているのか?9月に何が起ころうとしているのかわかってる?9月になると別のことが起こるかもしれないし、それは実現しないかもしれない。私は適切な計画や方法を練っていたんだが、彼らはいつもそれに二の足を踏もうとして実現させたがらないんだ。私が何を言おうと、彼らは何らかのパワーを誇示して抵抗したがる。彼らは暫定タイトルをかけて私とジャスティンに戦わせればよかったんだ」

マクレガーは最近ソーシャルメディアでアンデウソン・シウバとの試合について反応したものの、UFCはその試合をする意味がないことから消極的だったと語っています。

「自分にとって興奮できる相手がいないんだ。ベストを尽くそうとしているよ。アンデウソンの試合が来たときには、バカげた試合だなって感じだった。それにその後みんなは彼がピークを過ぎていると言っていた。私は『何だって?元ライトヘビー級とミドル級のGOATと戦うことがやりがいのない試合だって?』って感じだったよ。確かにその通りだ。意味はない試合だね。私が彼と戦ってフィニッシュしたらどうなる?彼らは彼のことを全盛期を過ぎていた選手だと言っていたよ」

マクレガーは試合を戦うことだけでなく、見ることに対しても興奮しなかったと語っています。そしてこのまま気持ちが変わらなければ、戦うつもりはないようです。

「試合には少し飽きたよ。ここで試合を見ているんだ。ウッドリーとギルバートの試合を見たし、UFC250も見た。ただ試合には興奮しなかった。それが観客がいないからなのかどうかはわからないけどね。興奮するものは何もなかったよ」

「私には目標も計画もあって、全てが決まっていた。明らかに世界は今おかしくなっている。彼らは私に体重を上げたり下げたりするよう求めて、つまらない試合をオファーしようとしているんだ。何も興味がないんだ。やってられないね」

「将来何が待ち受けているか見てみよう。しかし今は目先の2020年が上手くいくよう願っているよ」