インタビュー・コメント

ギルバート・バーンズ「ウスマンに勝ってほしかった」

UFC251のメインイベントでは当初ギルバート・バーンズがカマル・ウスマンに挑戦する予定だったものの、土壇場で新型コロナウイルスの検査に陽性反応となったことから欠場を余儀なくされました。

バーンズは『What the Heck』に出演し、欠場は簡単に受け入れらなかったものの、次の挑戦者は自分だと語っています。

「受け入れるのは難しかったが、神が意図したものだと信じている。日曜日にダナ・ホワイトと話したが、次は俺が挑戦者だと言っていた。彼はその試合を見たいと言っている。バーンズ対ウスマン、それが次の試合だよ」

「彼らはベストな選択をしたね。調子が悪かったから私をタイトル戦から外しただけだよ」

バーンズの代わりにはホルヘ・マスヴィダルが出場しましたが、バーンズはこの試合でウスマンが勝つと予想していたと語りました。

「試合の結果にはとても満足しているよ。最高だったね。試合があんな風に退屈なものになるとわかっていた。判定でカマルが勝つと思っていたよ」

「ヤツには勝てないと思っていたね。たとえ二人ともフルトレーニングキャンプをやっていたとしても、カマルが勝つと考えていた。結果は同じだよ。ただのストライカーなら、彼はテイクダウンして抑え込んで疲れさせる。それでこそカマルだし、カマルには勝って欲しいと思っていた。サプライズはいらなかったよ」

「マスヴィダルには何の反感も持っていないよ。俺が戦いたいと思っている選手はこの階級に何人かいるが、個人としての感情ではない。ファンとしては彼のことが好きだし、お金を払ってでも試合を見たいと思っているよ。彼に敵意はないけどカマルには絶対に勝ってほしかったね。そうしないとネイト・ディアスがこのチャンスに飛びつくかもしれないし、もしかしたらワンダーボーイかもしれない。この階級がめちゃくちゃになっていただろうね。カマルは休みを取るだろうし、俺も休みを取る。彼が良いと言ったらすぐにタイトル戦を戦おう」

今後ウェルター級の挑戦者の候補としては、ランキング1位のバーンズ以外にも3位にレオン・エドワーズがいます。

しかしバーンズはエドワーズに対して最近試合をしていないとし、次は自分が相応しいと主張しています。

「俺はただベルトのために戦っているだけだ。すでに回復しているし、チャンプも回復している。俺たちはすぐに戦うつもりだ。ボスはすでに次は俺だって言っているからね。ここで一つ言っておこう。俺の誕生日は7月20日だが、この日はレオン(エドワーズ)が戦わずに1年が経つ日でもあるんだ。1年間戦わなかったのをパンデミックのせいにはできないだろう。それはいつから始まった?今年の3月だ。去年の7月から3月までヤツは何をしていたんだ?彼が試合をしてから俺はすでに4回も戦っているよ」

「俺の中では彼がウッドリーと戦うことになっていた。でも俺がウッドリーと戦って倒したのにヤツがタイトルに挑戦?彼が倒すはずだったヤツを俺が倒したのに?俺が努力して頑張ったのにヤツが報われるのか?そうなったらみんなおかしくなりそうだ。次は俺が挑戦者だ」