8月15日のUFC252では、スティーペ・ミオシッチ対ダニエル・コーミエのヘビー級チャンピオンシップが行われます。
2018年7月に初めてコーミエと対戦して敗れたことでタイトルを失ったミオシッチでしたが、昨年8月の再戦でコーミエに勝利したことで再びヘビー級タイトルを獲得しました。
1勝1敗となって今回の試合が決着戦となりますが、ミオシッチは『MMA Fighting』のインタビューで現時点でコーミエについてどれくらい知っているかと聞かれ、次のように語りました。
「3年分だね。毎試合違うし、彼は異なるゲームプランを持っているし、それは私もだ。弱点を見いだして、それを利用しようとしている。それが私の仕事だよ。自分は競争心の強い人間だし、戦うことが好きなんだ。これで最後だな。これが終わればようやくトリロジーが終わるよ」
「彼は素晴らしいファイターだ。どこまでも追いかけてくるし、止まらない。彼がトップでいるのには理由があるんだ。土曜日にはまた戦うことになるだろう。準備は出来ているよ」
前回の試合ではコーミエを第4ラウンドTKOで勝利したものの、第3ラウンドまでは劣勢が続いていました。ミオシッチは前回と同じスロースタートにはしないつもりだと語っています。
「特に再戦では3ラウンド目まではスロースタートだったね。あんなにスローなスタートを切ったのは初めてだったと思うが、それでもフィニッシュした。今回も変わらないといいけどね。ただ多くを学んでいる。バカにはならずスロースタートを避けるつもりだよ」
「今までやってきたことを思い出していつものように戦うだけだ。この10週間でコーチが計画してきたことを全てやれば大丈夫だと思う。自分がやるべきことをやって、彼に狙いを定めれば大丈夫だよ」
ミオシッチはノックアウトを狙っていくつもりだとしながらも、コーミエに勝ってタイトルを防衛することが最優先であると語りました。
「自信はあるよ。MMAのあらゆることに取り組んできたからね。スタンディング、グラウンド、レスリング、柔術、ボクシング、キックボクシング、全てに取り組んでいるよ。準備は出来ている。もしテイクダウンされてもすぐに立ち上がるよ」
「もちろんノックアウトが理想だよ。早くフィニッシュして無傷で後にしたい。当然ながらノックアウトを狙っていく。でももし5ラウンド戦うことになってもかまわない。勝利を手にするつもりだ。考えているのはそれだけだよ」