UFC253でドミニク・レイエスに勝利して新ライトヘビー級チャンピオンになったヤン・ブラホビッチは、すぐに元チャンピオンだったジョン・ジョーンズに対して対戦を呼びかけました。
するとジョーンズはTwitterで「もし私が復帰してすぐに私のベルトを取り返したらイライラさせられるだろう?」とコメントしました。
Would you guys be annoyed if I went back and grabbed my belt real quick?
— BONY (@JonnyBones) September 27, 2020
ジョーンズはヘビー級への転向を明らかにしているため、これがライトヘビー級復帰につながるとは限りませんが、これに対して最近引退したばかりのダニエル・コーミエがコメントしています。
ブラホビッチが勝利した後にジョーンズがライトヘビー級の復帰の可能性について触れたことから、コーミエは『ESPN』のインタビューで、それはドミニク・レイエスを避けることを認めるようなものだと語りました。
「非常にかっこ悪いことだね。これまでにこれほど何もわかっていないヤツに会ったことがあるだろうか?ジョンは『私はドミニク・レイエスを恐れていたが、ドムに勝ったヤン・ブラホビッチとは戦いたいからライトヘビー級に復帰したい』って言っているようなものだ。ありえないことだね。彼はベルトを返上してヘビー級で戦いたいと言った。今はもしかしたら復帰するかもだって?よくもそんな常識外れなことが言えるものだ。意味がわからないよ。ドミニク・レイエスとは戦いたくなかったが、ヤン・ブラホビッチとは戦うと認めたことになる。クレイジーだね」
コーミエは実際にジョーンズならブラホビッチに勝つことができるだろうと語っています。
「もし私がジョーンズならやっているだろうし、ジョーンズならブラホビッチを倒すだろう。彼がジョーンズを倒すには遅すぎるんだ。ジョーンズはあごが強い。私たち多くの選手が殴っても、彼はパンチを受け止めることができるんだ。もしブラホビッチが戦っても、遅すぎるからジョーンズは対処するだろう。もし私がまだライトヘビー級で戦っていたとして、誰かから『DCならヤン・ブラホビッチと戦えるよ』って言われたら、おそらく戦うだろうね。彼をけなしているわけではなく、彼に勝利した人たちの映像を見ると、自分にもできると思うからだ。どんな選手でもそうだよ。そして私やジョーンズのような選手なら、当然自分も勝てると思うだろう。だからジョーンズは彼と戦うつもりなんだよ」
ブラホビッチなら勝てると語ってきたコーミエですが、最後には新チャンピオンに満足していると語りました。
「私はブラホビッチとは戦いたくないね。あくまでも仮説の話だ。彼は勝利に相応しかった。ポーランドの強豪選手だよ」
ちなみにコーミエに勝てるとけなされたブラホビッチも黙っておらず、Twitterで反応しています。
Hey @dc_mma! If you have so much to say about me, get your fat ass off the couch and come to the Octagon.
I’ll teach you some respect. pic.twitter.com/cBVl1shLY3— Jan Blachowicz (@JanBlachowicz) September 29, 2020
「おいDC!そんなに私のことが言いたいなら、ソファーに座ってないでオクタゴンに来い。リスペクトを教えてやるよ」