コナー・マクレガーがダスティン・ポイエーに対して、12月に行うチャリティのエキシビションマッチをオファーした後、UFCもマクレガーとポイエーに対して1月のペイパービューでの試合をオファーしました。
そして先週マクレガーはTwitterで、UFCからのオファーを受け入れたことを認めたものの、試合は11月か12月に変更するように要求したことを明らかにしました。
しかしUFCのダナ・ホワイトは、マクレガーの要求に応えてスケジュールの再調整をするつもりはないようです。『ESPN』とのインタビューで次のように語りました。
「私たちは彼に試合のオファーをしたが、彼は自らが試合日を設定した。年内には彼らの試合を組む予定はなかったんだ。今年は世界チャンピオンがタイトル防衛戦を行えるように計画している。どうやら彼がダスティン・ポイエーと戦いたいって感じだったから、ESPNと話し合って彼のために試合日を用意した。そして1月23日に行うダスティン・ポイエーとの試合をオファーしたんだ。これはやるかやらないかしかない。(マクレガーが年内の実現にこだわっている理由が)私にはさっぱりわからないよ」
「そんなわけにはいかないね。今年は計画を立てていた。それに彼は引退した。このあり得ないパンデミックによって、私たちは多くの難局に直面したんだ。そして物事を進めるために多くのことをやり遂げてきた。スケジュールは決まっていて、選手たちはそれに合わせてトレーニングを始めることになる。コナーが復帰してダスティンと戦いたいと言ったから、彼のために試合日を決めたんだ。1月23日だよ」
11月のUFC255、12月のUFC256ではすでに2つずつのチャンピオンシップが決定しており、ホワイトによると、このどちらかにマクレガーの試合を組むつもりはないということです。
またマクレガーは来年初め頃にマニー・パッキャオとのボクシングマッチを計画しているために、ポイエーとの試合は年内に実現しようとしている可能性がありますが、ホワイトはマクレガーとパッキャオの試合について、どうなっているのかわからないと言及しています。