元フェザー級チャンピオンのマックス・ホロウェイは、来年1月16日に行われるUFCファイトナイトでカルヴィン・ケイターと対戦する予定です。
UFC251で行われたヴォルカノフスキーとの再戦でスプリット判定で敗れて以来の試合となります。
ホロウェイは『ESPN』のインタビューで、ヴォルカノフスキー戦について自分がどう思うかよりも、周りの選手たちが勝っていたと考えていることが最も重要であると語りました。
「仕方がないことだよ。私個人としては、勝ったかどうかは重要ではないと思っている。私にとって最も重要なのは多くの人たちがどう思っているかということだ。ダナ・ホワイトは試合後に私に対して、試合に勝ったと思ったか?なんて言ってこなかった。自分が何を考えても仕方がないことで、UFCや世界中の人たちの80~90%は私が勝ったと思っているし、それが大切なことだよ。結局のところ、どんな仕事であっても、何を大事にしているのかは自問自答しなければならない。お金のことなのか、会社のことなのか、もしくはそれ以外に何を気にしているのか。私にとって大事なことは仲間からの尊敬なんだ」
「私のために危険を冒してくれた仲間が試合後に何を言うかだね。ファンじゃなくて選手たちだ。ホルヘ(マスヴィダル)、ネイト(ディアス)、ダスティン(ポイエー)、ジャスティン(ゲイジー)など挙げればきりがない。彼らはみんな同じ意見になることはないけど、あの夜は意見が一致していたよ」
再戦の判定は物議を醸したことから、ホロウェイはベルトを取り返すことよりも、ヴォルカノフスキーとどっちが強いのかをはっきりさせたいと語ってます。
「自分はただの選手だ。ベルトはベルトだよ。ベルトを持っていたときは気にしたことがなかったね。だからなくなっても気にしない。これまでに5本獲得したんだからそんなのどうでもいいことだ。まだ戦うのか?って言われれば、それは彼次第だが、もし自分の思い通りにできるなら、一晩で10回戦ったって構わないよ。1ヵ月に1度で10回でもいい。私は選手だから戦う必要がある。自分は戦うためにこの世を生きてるって信じてるよ」