元UFCストロー級チャンピオンのジェシカ・アンドラージは、フライ級デビュー戦でいきなりケイトリン・チョケイジアンを相手に第1ラウンドTKOで勝利して、ランキング1位となりました。
そのため来年にはフライ級チャンピオンであるヴァレンティーナ・シェフチェンコに挑戦することが予想されています。
しかしアンドラージはジャン・ウェイリーに敗れて失ったストロー級タイトルも取り戻すつもりでいるようです。アンドラージは『MMA Fighting』のインタビューで次のように語っています。
「ダナにもUFCにも、今は流動的だから彼らが必要とするならどこでも行くよって言ったんだ。もしフライ級タイトルを獲得したら、ジャン・ウェイリーともう一度ベルトをかけて戦うチャンスが欲しいし、そうすれば2階級チャンピオンになれるかもしれないね」
これまでUFCで2階級チャンピオンになった選手はいるものの、コナー・マクレガー、ダニエル・コーミエ、ヘンリー・セフードは以前から保持していたベルトを剥奪されることになり、両方とも防衛を続けているのはアマンダ・ヌネスのみとなっています。
アンドラージはストロー級とフライ級の2つのタイトルを保持することは、バンタム級とフライ級を保持しているヌネスよりも難しいことだと主張しました。
「フェザー級には女性選手がほとんどいないから、アマンダにとっては簡単だし、バンタム級では年に1回しか戦わない。ストロー級とフライ級なら、私は少なくとも年に6回戦わなければいけないから、より難しいものになるだろうね。でもストロー級タイトルを取り戻すことも絶対にやりたいことだよ」
またアンドラージは2階級チャンピオンになった後には、さらにバンタム級タイトルも狙う可能性があると示唆しています。
「誰にもわからないことだし、もしかすると私の気が狂ってしまってバンタム級のベルトも獲りに行きたいって思うかもしれないでしょう?人生では何でも起こり得るものだ。想像できる?3つのベルトを持つことになれば、それは素晴らしいことだ。3階級チャンピオンになれたら最高だよ」