インタビュー・コメント

ダスティン・ポイエー「自分がライト級で最高の選手だ」

1月のUFC257でコナー・マクレガーを相手に第2ラウンドTKOで勝利したことで、現在のライト級ランキングでは1位となっています。

ライト級は混戦となっており、マクレガーのチームは再戦を望み、ネイト・ディアスが2018年11月のUFC230からの再ブッキングを望み、マイケル・チャンドラー、チャールズ・オリベイラからも対戦を望まれています。

ポイエーは『MMA Junkie』のインタビューで、多くの選手から狙われている状況に満足していると語りました。

「背後から標的にされているね。私は元暫定チャンピオンだし、コナー・マクレガーをノックアウトしたばかりだ。今はランキング1位だし、唯一私の上にいる人(ヌルマゴメドフ)は二度と戦うことがないかもしれないからね。誰しもが出世の階段を登りたいと考えているし、そのためにはトップの選手を倒さなければならない。次の順番の選手に勝たなければいけないから、後ろから標的にされていることは理解しているし、それに誇りを持っているよ」

「私は無冠のライト級チャンピオンだ。もしハビブがいなくなればこの階級で最高の選手になる。元暫定チャンピオンに元タイトル挑戦者だ。元2階級チャンピオンも倒している。自分がチャンピオンだってことだね」

ポイエーはマクレガーに勝利した後、マイケル・チャンドラーとの対戦についてはすぐに否定しました。

現在8連勝中のチャールズ・オリベイラは相応しいとしながらも、もしUFCが賢明な選択肢を提示せずチャンドラーにタイトル戦をさせたいのなら、ポイエーは引き下がると語っています。

「私は世界チャンピオンになりたいし、チャールズもその資格を得ている選手だ。彼が頑張ってきたのは疑いようがない。もし彼らがチャンドラーにタイトル戦をさせたいなら、チャンドラーがタイトル戦を求めているなら、彼らにやらせればいい。私は一歩下がって見守るよ」

UFC257のマクレガーとの試合では、ポイエーのカーフキックが大きな役割を果たしましたが、かつての試合で自身がその痛みを経験したことから、相手の動きを止めるのに効果的だとわかっていたと語っています。

「レッグキックが彼の動きを確実に止めていたんだ。過去にジム・ミラーとの試合で足をケガさせられたことがあって、痛みによって足がどうなるか知っているよ。動きを止めることになり、退いたり前に進もうとしたりしても言うことを聞かなくなるんだ。全く違う動きになる上に痛みがもっとひどくなる。カーフ(ふくらはぎ)を何度も何度も蹴られたときは、これまでの試合の中でも最悪の痛みだったね。それが彼の動きを止めることになったと思うけど、最終的には手が仕事をしてくれたよ」

マクレガーのコーチであるジョン・カバナは、ポイエーとのトリロジー(3試合目)を5月か6月に進めていると言及しているものの、ポイエーは現時点で何の動きもないと語っています。

「彼らがドアの向こうで何を話しているかは知らないよ。UFCからもコナーのマネージメントからも、トリロジーについてはまだ連絡を受けていないんだ。だからどうなるかはわからない。UFCとは何も連絡を取っていないよ」