インタビュー・コメント

スターリングがヤン戦について「1回のテイクダウンが重要」

3月6日のUFC259では、バンタム級チャンピオンのピョートル・ヤンにアルジャメイン・スターリングが挑戦します。

スターリングは昨年6月のUFC250でサンドヘイゲンを相手に第1ラウンドサブミッションで勝利しており、この勝利をきっかけにタイトル挑戦権を獲得しました。

スターリングは『ESPN』のインタビューで、ヤンとの試合についてテイクダウンを取れるかどうかが重要であると語っています。

「分かりやすく説明すると、スタイルが試合を作るから、2つの試合は同じではない。彼はハビブみたいに追い打ちをかけるようなプレッシャーを必ずしも常にかけて攻撃しているわけではないと思うし、試合のテンポを変えてくる。パンチでテイクダウンを止めようとすることもできるだろう。自分にはテイクダウン一発だけでいい。俺が100回やろうとすれば、彼は100回止めてくるだろう。しかし101回目のテイクダウンで仰向けに倒すことができれば、ヤツにとって長い夜になるはずだ。それが俺の考えだよ。彼はグラウンドが得意で打撃もできるから脅威なのはわかっているけど、結局のところ彼は攻撃をつなげていかなければならない。俺は彼を捕まえる必要があるが、それができれば彼にとっては最悪な夜になるだろうね」

スターリングはサンドヘイゲンと対戦する前にヤンに呼びかけたものの、最終的にはサンドヘイゲンに勝ってタイトル挑戦を確実にしました。

スターリングはヤンが一度対戦を受けなかった理由について、テイクダウンディフェンスの練習するためだったのではないかと推測しています。

「彼が危険な存在なのはわかっている。ただ彼がテイクダウンを止めるための守備的なアプローチでどれだけ進歩しているのか知りたいね。それが彼が最初の試合から手を引いた理由だよ。彼がやめた明確な理由を知っているわけではない。でもここに何かあるはずだよ。彼が俺のスタイルをマネできる人を見つけたかどうかだが、俺のスタイルはサンドヘイゲン戦のようにグラウンドになると予測できないものだ。飛び乗って寝技を決めることも、ダメージを与えることもできるし、トップコントロールも上手くて、カマル・ウスマンのようにケージに向かってプレッシャーをかけることもできる。だからどんな展開になろうと、クリンチやテイクダウンの状況になれば、俺に有利な試合になると思うよ」