インタビュー・コメント

サンドヘイゲンが対戦予定のディラショーについてコメント

5月8日に行われるUFCファイトナイトのメインイベントでは、コーリー・サンドヘイゲン対TJディラショーのバンタム級マッチが行われます。

ディラショーは元バンタム級チャンピオンだったものの、2019年1月にEPO検査で陽性反応が出たため、USADAから2年間の出場停止処分を受けていました。

久しぶりの復帰となるディラショーですが、対戦するサンドヘイゲンはブランクがあっても油断はしないと警戒しています。

サンドヘイゲンは『MMA Junkie』のインタビューで、ディラショーについて次のように語っています。

「彼はもうすぐ2年半欠場していたことになるが、その間に彼が何をしていたかは誰にもわからない。何度か肩の手術をして少し休んでいたことは知っているし、私もこの2年間は一生懸命頑張ってきた。彼が何をしていたのか良く知らないし、TJはおそらくあまり良くない状態で復帰するという話があるんだろうが、それは私にとって信じられないことだ。自分のことを考えて、TJがより良い状態で復帰するという話を信じることにしているよ」

「もし彼がEPOやその他の薬物をキャリア中ずっと使用していて、それをやめたとしても、その後100%影響を与えることになるだろう。私がそれを期待しているかって?絶対にない。それが事実であるかどうかはわからないが、もしそれが事実であれば、彼はおそらく同じ選手として戻って来ることはないだろうね」

彼らは数年前、ディラショーがエレベーション・ファイトチームに移籍したときにトレーニングパートナーとして一緒に時間を過ごしていました。

しかし最近サンドヘイゲンはディラショーが陽性反応になったことなどについてコメントしたものの、ディラショーはそれを快く思っていなかったようです。

サンドヘイゲンはディラショーが自身をどう思おうと気にしないと語りました。

「私が彼に何と言ったことで、彼が私のことをうざいヤツと呼ぶようになったのかよくわからないんだ。ステロイドの使用についてコメントしたけど、ステロイドは使うべきではない。一緒に練習していたことがあったかどうかに関わらず、そのことについては誰も賛同したり味方になったりしないと思うよ。それからスパーリングのときに彼と互角の勝負をしていたと言ったが、これも本当のことだ。本当のことを言うと、ちょっとうざいヤツになってしまうこともあるんだね。それには同意するがよくわからないな。彼が敵意を抱きたいなら好きなだけそうすればいい。私にとっては世界タイトルを獲得することが目的だ。彼はその邪魔になっている存在、ただそれだけだよ」