インタビュー・コメント

マスヴィダル「ニック・ディアスが望むなら戦いたい」

週末に開催されたUFC261ではホルヘ・マスヴィダルがウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンに2度目の挑戦をしたものの、第2ラウンドノックアウトで敗れる結果となりました。

ケージサイドではこの試合をニック・ディアスが観戦しており、今後UFCに復帰する可能性もあります。

イベント後の記者会見でUFCのダナ・ホワイトは、「ディアス兄は試合を望んでいて、UFCも彼に試合を提供するだろう」と言及しており、マスヴィダルもそれを歓迎しています。

マスヴィダルは弟のネイト・ディアスとBMFタイトル戦で勝利していることから、ネイトに対するリベンジとして自身と戦うべきだと『ESPN』のインタビューで語っています。

「間違いなくニックはスターだ。もしニックが戦いを挑みたいなら俺も喜んで戦うよ。俺は自分のタイミングで戦うつもりだし、相手が誰であろうと急な試合は引き受けない。だから今すぐは戦うつもりがないんだ。でももしニックが今年の年末に向けて試合がしたいと言うなら、何と言えばいいか、俺はここにいるよ」

「弟のためにやるべきことをしたいだろう?弟を倒したことを彼はあまり気にしていないというインタビューをたくさん聞いたよ。でも俺はそうは思わないね。そんな中でニックには同情している。自分の弟があんな目にあったら自分がどうしたいかくらいわかるよ。だから戦おうぜ」

マスヴィダルは今後しばらく休養を取るものの、今年後半には再び試合をする予定だと語っています。

「今年中にもう一度必ず戦うよ。そうしたいし、そうしなければならないんだ。もし今回の(メディカル)サスペンションとノックアウトがなければ、今年は3~4試合戦っていただろう。たくさん試合をしたかったんだ。今年はたくさん試合をしたいと思っていて状況が変わってしまったけど、今年中にせめてあと1試合でもできれば満足だ。不確かだけどもし2試合できれば素晴らしいね」