インタビュー・コメント

イリー・プロハースカ「自分はタイトル挑戦に相応しい」

週末に行われたUFCファイトナイトでは、イリー・プロハースカがドミニク・レイエスを第2ラウンドノックアウトし、大きな1勝を手にしました。

UFCのダナ・ホワイトはイベント前に、9月に予定されているヤン・ブラホビッチ対グローバー・テイシェイラの勝者にプロハースカかレイエスが挑戦する可能性を示唆していました。

プロハースカはUFCで2連勝を果たしていることから、試合後の記者会見で自分が次にタイトル挑戦するに相応しいと語っています。

「もちろん自分はタイトル戦に相応しいと思うけど、UFCでの旅路は早すぎて思うように楽しめていないのが現状だよ。でも自分はタイトルに挑戦する資格があると思うよ」

スピニングバックエルボーが見事に決まったことでレイエスをノックアウトすることになりましたが、プロハースカは計画していたわけではなく、ジムで練習していなかったことを明らかにしました。

「あれは単に流れだった。だからこそ自分はここ(髪の毛)にアンテナを持っていてアイデアをキャッチするんだ。俺がディフェンスでブロックするのを見たか?最初の試合(UFCデビュー戦)ではディフェンスをしていなかった。今回の試合でもディフェンスはほとんどしなかったけど、それが功を奏したよ。まだいくつか修正しなければならないところはあるけどね」

見事なフィニッシュを決めたプロハースカですが、満足はしていないと語っています。

「いや、完璧なものではなかったよ。この試合はずっとコントロールしていたわけではなかったから、キャリアの中で行われた試合の方がもっと良いフィニッシュをしていた。ドミニクは何度も俺を驚かせたよ。自分のような選手にとってそれは良くないことだ。こういったことで一番になりたいからね。他の誰かが一番なら、それは自分がそうではないことを意味する。もっと試合を早く終わらせるチャンスはあったはずだ。長くケージの中にいたいとは思わない。なぜそんなに長く戦わなければいけないのか?俺は支配を求めているがあれはそうではなかったよ」

プロハースカはレイエスを高く評価しており、自身の戦績にトップランクにいる選手が加わったことを喜んでいます。

「最高の気分だよ。ドミニクは素晴らしい選手だし、人としてもナイスガイだ。試合前も試合後も彼には個人的感情は何もない。嫌うことなくただ純粋に戦うことがいいんだ。そういうことが俺の好きなことだよ」