バンタム級・フェザー級の2階級チャンピオンのアマンダ・ヌネスは、3月にミーガン・アンダーソンとのフェザー級タイトル防衛に成功し、次は8月7日にジュリアナ・ペーニャとの防衛戦を控えています。
しかしUFCは女子フェザー級を存続させることに興味を持っていないようです。
ヌネスは『Combate』のインタビューで、フェザー級について次のように語っています。
「ダナはこの階級を終わらせたがっているが、私がチャンピオンでいる限りは決定を保留にして欲しいと伝えたよ。フェザー級の問題は選手だと思う。この階級で良い選手を見つけるのは難しいんだと思うよ。間違っているかもしれないけど、クリス(サイボーグ)と戦った選手たちはもう少し時間が必要だったと思う。彼女たちが決して悪い選手というわけではないが、もう少し練習が必要だったね」
現在UFCにはフェザー級の女性選手がほとんどいない中、ヌネスはミーガン・アンダーソンが唯一のナチュラルなフェザー級選手ではないかと語っています。
「彼女は大きい。彼女を見てキリンのようだと思ったよ(笑)。でもライオンがキリンを怖がるだろうか?それらは首を狙ってくるんだ」
ヌネスはフェザー級に選手が不足しているとしながらも、UFCが階級を構築する代わりに新たな選手を探し回って見つけてくれば問題ないと語っています。
「彼らはきっと誰かを見つけてくるだろうから待つつもりだよ。彼らはクリスと戦わせるためにどこからともなく選手を連れてきた。バンタム級でもより楽な状態でいるために体重を上げたいと思う選手もいるだろう。実際に階級があろうとなかろうと、そこは別にこだわらないよ」
ヌネスはUFC265でジュリアナ・ペーニャとの防衛戦を行う予定ですが、UFCからはジ・アルティメット・ファイターのコーチ役のオファーがあったものの、ヌネスは子供が生まれたばかりであったことからこの仕事を断ったようです。
ヌネスは次期挑戦者のペーニャについても語っています。
「ペーニャは無謀な選手だ。彼女はテイクダウンしてもどうしていいかわからない。彼女にはしっかりとした柔術のスキルがないから、私はそのときに試合をフィニッシュするつもりだ。彼女は前に出てきて私にプレッシャーをかけるなど上手くいくことを期待しているだろうけど、そのときに私はキック、フロントキック、カーフキック、ニー、エルボーなどを使う。彼女が混乱状態になったときに全てを使えるようにしておくよ」