今月行われたUFCファイトナイトでは、イリー・プロハースカがドミニク・レイエスを見事なスピニングバックエルボーでノックアウトし、UFC2連勝を果たしました。
その結果プロハースカは早くもライトヘビー級ランキング2位となっており、タイトル挑戦へ非常に近い位置にいます。
勝利したレイエスは以前ジョーンズに僅差の判定で敗れているものの、その判定結果は物議を醸すものとなりました。
しかしプロハースカはジョーンズに勝つためには決定的な試合をしなければ勝つことが難しく、あの試合はジョーンズ勝利で正しかったと主張しています。
プロハースカは『RT Sport』のインタビューで次のように語りました。
「もしタイトルを取りたいのであれば、タイトル保持者をKOやTKOで決定的に倒す必要がある。あの試合は接戦だったと思うが、ドミニクはそれができなかったんだからジョーンズが勝って正解だった。この試合でのドミニクのパフォーマンスはジョーンズよりもはるかに優れていたが、チャンピオンになるためには彼をノックダウンする必要がある。というのもジョン・ジョーンズはちょっとしたアクティブさと優れたディフェンス、さらには相手の動きを制御することで全ての試合に勝利しているからだ」
強い対戦相手を求めているプロハースカは、ライトヘビー級最高の選手であるジョーンズといつか対戦することを望んでいると語っています。
「彼はライトヘビー級のキングだ。彼は俺にとってライトヘビー級の最大の対戦相手になると思う。でも彼は今ヘビー級になってしまった。彼がライトヘビー級になれば、誰よりも危険な存在になると思うよ」
プロハースカは現在のターゲットとしてライトヘビー級チャンピオンであるヤン・ブラホビッチに焦点を当てています。
「俺は最もタフな選手を求めている。最もタフな選手でいうと、最初はヴォルカン(オーズデミア)で、彼は素晴らしい選手だとは思うが、他にももっと良い選手はいる。ドミニクはライトヘビー級で最も素晴らしい対戦相手の一人だと思う。彼のスタイルは非常に特異なものでとても危険だ。そして今俺が思う次の相手はブラホビッチだ。それが今の俺が求めているものだよ」