週末のUFCファイトナイトのメインイベントでは、ロブ・フォントがコーディ・ガーブラントに判定で勝利を収めました。
フォントはこれで4連勝となり、バンタム級ランキング3位のポジションを確固たるものにしました。
試合後の記者会見でフォントは予想通りの展開だったとしながらも、ガーブラントがレスリングで仕掛けてくると予想していたと語っています。
「驚きはなかったよ。彼は素早いし、強い攻撃を打ち込んでくる。でもテイクダウンには少し驚いたね。彼ならテイクダウンをキープして有利なポジションを進めようとするだろうって考えていたけど、彼は立ち上がって攻撃を始めようとしていた。彼はテイクダウンを望んでいないように見えたね」
フォントは今後すぐにタイトルに挑戦できるとは考えておらず、スターリング対ヤン、サンドヘイゲン対ディラショーの勝者が決まるまで待つつもりだと語りました。
「まだのんびり待たなければいけないような気がするよ。最悪だよ。(ガーブラントを)ノックアウトできたかもしれないのに、まだ待たなければいけないなんてね。でも後ろ向きな気持ちで戦いたくないから我慢するよ」
「コーディ・ガーブラントと5ラウンド戦ったのは(ドミニク)クルーズだったかな?クルーズはレジェンドだ。彼と5ラウンド戦ってノックアウトされなければ、自分がホンモノであることを証明することになるだろう」
また現在のバンタム級チャンピオンであるアルジャメイン・スターリングとピョートル・ヤンは今後対戦する可能性がありますが、フォントは彼らに対する評価を聞かれ、次のように語っています。
「アルジャメインの方が難しいかもしれないね。ピョートル・ヤンはコーディと似ている。ロングジャブを打ち続けて大きな一発を打ち込む。アルジャメインはレスリングやリーチが長いから少し厄介だ。でもアルジャメインも同じで、ボクシングで攻めて、テイクダウンを2~3回止めてそのままボクシングで攻めることになると思う。ピョートル・ヤンも同じだ。大きな一発をもらわないようにして上手く攻めていくスタイルだね」