元UFCヘビー級チャンピオンのスティーペ・ミオシッチは、次の試合はまだ決まっていないものの、妻が子供を出産した後、近いうちに将来について考えたいと思っているようです。
ミオシッチは今週『MMA Junkie』のインタビューで、来月UFCのダナ・ホワイトと面談を行う予定であると明らかにしました。
「9月にダナと話し合いをすることになっている。そこから考えよう。上手くいけば来月中には解決できると思うよ。結論が出るだろう。ダナは私にメールをくれていて全ては交渉次第だよ」
ミオシッチは3月のUFC260でフランシス・ガヌーに敗れてタイトルを失って以降、試合に出場していません。ミオシッチはそのときの試合をまだ見ていないと語っています。
「その試合はまだ見ていないんだ。いずれは見るつもりだけどね。多くの点でもっと良くなるはずだ。残念ながらあの試合は彼のものだった。彼は良いパンチで私をとらえていた。どうなるのかわからないのが格闘技の試合だよ」
そして今月のUFC265ではシリル・ガーヌがデリック・ルイスを破って暫定ヘビー級タイトルを獲得しました。
ミオシッチはこの試合を見ずに寝てしまったとしながらも、暫定タイトルを獲得するチャンスは欲しかったと語りました。
「欲を言えば、次は暫定ベルトが欲しかったね。おそらく試合を受けなかったと思うが、やってみたかった。機会が欲しかったんだ。でも絶対にベルトを取り返すためにタイトルを狙っていきたいね」
ヘビー級チャンピオンシップ以外だと、ライトヘビー級から転向を目指しているジョン・ジョーンズが2022年にヘビー級でデビューする可能性があります。
ミオシッチはジョーンズも選択肢の一人として考えていると明らかにしました。
「誰とでも戦うよ。最初からそう言ってきたんだ。目の前に現われた相手とは誰とでも戦うが、史上最高のパウンド・フォー・パウンドの一人であればぜひやりたいね。彼は自分の戦績に載せるには最高の選手だ」