チームヴォルカノフスキー対チームオルテガで行われてきたジ・アルティメット・ファイター29は、今週末に行われるUFCファイトナイトで終了することになります。
そしてコーチを務めたヴォルカノフスキーとオルテガは、9月25日にラスベガスのTモバイルアリーナで開催されるUFC266のメインイベントで対戦します。
この試合は当初3月27日のUFC260で行われる予定だったものの、ヴォルカノフスキーが新型コロナウイルスの検査に陽性反応になったことから試合が延期されていました。
そしてコーチ役に抜擢されてUFC266で再度ブッキングされています。
フェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーはUFCとのインタビューで、オルテガ戦について次のように語っています。
「とにかく試合がしたいんだ。前回の試合から長すぎたからね。COVIDのことで直近の試合がなくなったのは自分にとって痛手だったが、それと同時に仕方がないことでもあった。だがジ・アルティメット・ファイターに出演する機会を与えてくれたことには感謝している。なぜならこれは素晴らしい経験だったし、この試合に向けての準備にもなったからだ。また今回の試合でわだかまりは全くなかった。今憎しみ合っていると言えるだろうか?それは全くない。でもお互いに好きだと言ったらそれはウソになるね」
「私は間違いなく彼とつるむことはないし、彼も私とつるむことはないだろう。でも同時に彼の家族を侮辱したり、そういうことをしたりしたいと思うだろうか?いいや、私はそういう人間ではない。でも彼の顔を殴りたいと思うか?100%そう思うね。早く出場して彼の顔を殴れるのが待ちきれないよ。彼とは競い合うことができるし、ショーで彼のコメントを見ても様々な種類のエネルギーを垣間見ることができる。私のことを笑わせてくれるが、同時にもうすぐ彼とオクタゴンで戦うことができる、それが重要なことなんだ」
なおUFC266ではその他に、ヴァレティーナ・シェフチェンコ対ローレン・マーフィー、ニック・ディアス対ロビー・ローラー、カーティス・ブレイズ対ホーゼンストライクなども予定されています。