ライトヘビー級チャンピオンのヤン・ブラホビッチは、10月30日にアブダビで行われるUFC267でグローバー・テイシェイラを相手に防衛戦が決定しています。
ライトヘビー級といえばかつてジョン・ジョーンズがタイトルを保持しており、ブラホビッチは以前ジョーンズとの戦いを望んでいたものの、最近ではすでにジョーンズに関心はないようです。
ブラホビッチは『MMA Fighting』のインタビューで、次のように語っています。
「ジョン・ジョーンズとの話し合いは終わったと思っている。これ以上彼のことを話すのは意味がない。どうなるかわからないよ。もしかしたら彼はヘビー級でもライトヘビー級でももう戦わないかもしれないからね。彼がどうするのかわからない。彼のことは忘れてしまったよ。今ジョン・ジョーンズのことを思い出したくらいだからね」
「半年前なら彼を倒さなければいけないと別の考えを持っていたが、今は彼のことを気にしていない。もし彼が復帰するなら問題ない。もしそうでないなら気にしないだけだよ」
現在のライトヘビー級には挑戦者でランキング1位のテイシェイラ、2位のプロハースカ、3位のラキッチに加えて、7位にはキャリア15勝1敗のマゴメド・アンカラエフがいます。
ブラホビッチはジョーンズがいなくてもライトヘビー級には良い選手が揃っていると主張しました。
「いい感じだね。良い選手や若い選手がたくさんいて、みんな私を倒したがっている。(マゴメド)アンカラエフは私と同じイベントで戦う予定だ。彼もまた非常に優れた選手だし、ワクワクしているよ」
「以前にも言ったが、彼らのおかげでジムに行って一生懸命トレーニングする気になったんだ。みんな優れているから、私も常に体を整えていなければならない。しかもみんなそれぞれ違っている。スタイル、ムーブ、サイズがみんな異なっているから、今のこの階級の状況は素晴らしいんだ」
ブラホビッチは将来的なヘビー級転向も可能性はあるとしています。
「将来的にはヘビー級で戦うこともあるかもしれないね。どうなるかはいずれわかることだ。もしヘビー級に転向したら、ヘビー級でもチャンピオンになりたいと思っている。単にお金のために転向するわけではないんだ。もし何かを始めたら、そこで一番になりたいと思っている。どうなるかはこれからだ。今はグローバー戦のことで頭がいっぱいだよ」