インタビュー・コメント

ジャレッド・キャノニア「ブランソンのタイトル挑戦は早い」

先週末に行われたUFCファイトナイトでは、デレク・ブランソンがダレン・ティルをサブミッションで下しました。

この勝利でブランソンは5連勝となり、試合後にはイスラエル・アデサンヤ対ロバート・ウィテカーの勝者とのタイトル戦を要求しました。

しかしブランソンよりも上位にいるランキング3位のジャレッド・キャノニアは『Submission Radio』のインタビューで、ブランソンがタイトル挑戦を要求するのは早すぎると語りました。

「彼の立場は理解しているよ。長い間この仕事をやってきてタイトルに挑戦したことがなく、そして今は挑戦権が近づいていてイジー(アデサンヤ)との試合に向けて道を突き進んでいる。だが正直言うと、彼はタイトルに挑戦できる立場にはないと思っている。彼は5位で、7位の選手に勝った。それではあまり意味がないと思うね。自分の地位を確固たるものにしただけで、No.1コンテンダーになるわけではない。もし彼が正式にNo.1コンテンダーになりたければ、私と戦えばいいんだ。そうすればタイトル挑戦が保証されることになる」

「もしお互いとも待っているだけなら、私の方が先にタイトルに挑戦できることになる。ランキングを見れば当然のことだよ。私は彼らが連絡してくるのを待っている。もし彼がノーと言ったとしても、私のと試合をやりたくないと言ったのは彼が初めてではないだろうからね。この階級のトップにいる多くの選手が私との試合を断っている。だから驚くほどのことではないよ」

「ランキングでは私の方が上だ。私が倒した直近4人を見てみると、彼らはこの階級で4勝している。私が倒した4人はいずれも彼が勝利した選手よりも優れている。彼が連勝しているのは知っているが、5連勝中の彼よりも5試合中4勝している私の方が優れているのではないだろうか?」

10月23日にはランキング2位のパウロ・コスタと5位のマーヴィン・ヴェットーリが対戦する予定です。

キャノニアはNo.1コンテンダーを決める試合であれば、ブランソンと対戦しても問題ないと語っています。

「当然コスタとヴェットーリの勝者がより明らかなコンテンダーだ。だがもし彼らがデレク・ブランソンと次のタイトル挑戦権をかけたコンテンダーマッチとして連絡してきたら、私はその試合を受け入れるだろうね」

もしキャノニアはブランソンとタイトル挑戦権をかけて戦うことになったら、自分が勝つ可能性は十分あると主張しています。

「私には打撃に優位性があり、彼にはレスリングの優位性があると思っている。しかし彼のオフェンスが私のディフェンスよりも優れているとは思えない。だから彼が私をテイクダウンできたとしても、その体勢を維持することはできないだろう。5ラウンドずっとそれを続けられるだろうか?と聞かれたら、私は当然ムリだと答えるだろうね。でも彼はきっと違う答えを言うだろう。でもこれが私の答えだよ。彼はおそらく私を相手にしたらそんなことはできないだろうし、私の方が彼をテイクダウンしてグラウンド&パウンドで倒してしまうかもしれないね」