インタビュー・コメント

コルビー・コビントンがウスマン戦についてコメント

11月6日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで予定されているUFC268のメインイベントでは、カマル・ウスマン対コルビー・コビントンのウェルター級チャンピオンシップが行われます。

両者はUFC245で一度対戦しており、このときはウスマンが5ラウンドTKOで勝利しましたが、コビントンはレフェリーが試合を早く止めたなど自分に不利に働いたとして再戦を主張してきました。

コビントンは『ESPN』とのインタビューで、ウスマンとの再戦が実現するまで大変だったと語っています。

「大変だったね。実現するはずのないことだったからだ。彼らは望んでいなかったし、彼のマネージャーも拒否していた。彼らはこの再戦を避けるためにあらゆる方法を模索していたんだ。彼らがこの試合を受けなければならない唯一の理由は、UFCが彼らに他の選択肢を与えなかったからだ。この試合に出場するか、剥奪するかどちらかしかなく、自分が世界で一番であることを証明しなければならないと彼らに言ったんだ。だから大変だったんだよ」

コビントンは昨年タイロン・ウッドリーに勝利しましたが、一方でウスマンはギルバート・バーンズ、ホルヘ・マスヴィダルに2回の合計3回タイトル防衛を行っています。

しかしコビントンは誰に勝ったのかが重要であると主張しました。

「俺はウッドリーという元世界チャンピオンをフィニッシュした。彼は本来ならばありえないようなライト級選手との対戦で簡単に報酬をもらいすぎだよ。彼の直近の試合はストリート・ユダ・マスヴィダルとの試合だった。俺は何十年も前にあいつを倒している。それは功績ではない。あの男に勝ったことを誇りに思うのか?あの男はライト級だ。彼は山の頂点にいるべきではないんだ」

「彼は本来一緒に戦うべきではないライト級選手をノックアウトしている。彼があんなヤツらと戦ったのは簡単に勝てるからだ。元トレーニングパートナーのギルバート(バーンズ)もあそこにいるべきではなかった。マスヴィダルは?彼があのポジションにいるのは過大評価されているおかげだよ。誰も彼の試合を見ようとは思わないし、トップレベルの選手ではない。ストリート・ユダ・マスヴィダルは、UFCの中で最も脆い男であり、チャンピオンシップに出場する資格はないんだ」

コビントンは当初マスヴィダルとの対戦を望んでいたものの、相手が拒否したことで実現しなかったと語っています。

「誰も俺と戦いたがらないのは事実だ。ハンター・キャンベルやダナ・ホワイトに真実を確認してみればいい。誰も俺と戦おうとはしなかった。彼らは親友から今では心底嫌うライバルとなったマスヴィダルと大々的に宣伝して試合を望んでいた。マスヴィダルはメディアでコルビーはすぐに倒せるなどと言っていたが、実際はどうだったのだろうか?ストリート・ユダ・マスヴィダルほど脆い選手はいないよ。彼はまだ目が覚めていないのか、それとも前回のウスマンとの試合からまだ眠ったままなのか?俺はUFCのために最大の試合をしようとしていた。でも誰も相手にしてくれなかったから、今こうしてウェルター級で最高の試合が組まれて、ファンのみんなに喜んでもらえることになったというわけだよ」