インタビュー・コメント

テイシェイラ「チャンピオンになることを20年間夢見てきた」

週末にアブダビで開催されたUFC267では、グローバー・テイシェイラがヤン・ブラホビッチに勝利してライトヘビー級タイトルを獲得しました。

テイシェイラは42歳にして初めてUFCタイトルを手にしました。

試合後の記者会見でテイシェイラはUFCタイトルを獲得した喜びを語っています。

「最高の気分だよ。とても幸せだ。20年間夢見てきたことだからね。この20年間の道のりは浮き沈みの激しいものだったが、このベルトを手に入れたかった。チャンピオンになりたかった。チャンピオンになれないと思っていた時期もあったが信じ続けた。自分自身を律することで、今こいつを勝ち取ったんだ」

「チャンピオンに向かって多くの努力ししているし、たくさん自己管理をしている。ハビブ(ヌルマゴメドフ)がこう言っていたんだ。格闘家の人生はほとんど刑務所のようなものだとね。なぜならチャンピオンになるためには多くのことを避ける状況に身を置かなければならない。誕生日パーティや友人の集まりに近づかず、気が散るものとの接触をさけなければならないのだからね」

今後の対戦相手はUFC267でバックアップを務めたイリー・プロハースカになりそうですが、テイシェイラは次の試合よりも勝利したこの瞬間を味わいたいと語りました。

「(プロハースカは)とてもタフな選手だ。不器用だがとてもいいヤツだよ。彼とは状況が異なるが間違いなくタフな対戦相手だね。彼と戦うことを楽しみにしているよ。でも今はヤンからもらったビールを飲んで、休暇を楽しむのが待ち遠しいね」