インタビュー・コメント

シリル・ガーヌ「ガヌーは賢く戦うべきだ」

来年1月のUFC270ではフランシス・ガヌー対シリル・ガーヌによるヘビー級タイトル統一戦が行われます。

ムエタイで成功したガーヌは2018年にMMAを始めており、現在までキャリア10勝無敗で暫定チャンピオンにまで登り詰めました。

2人は元チームメイトでかつて一緒にトレーニングしたことがあるものの、ガーヌは過去の経験が試合に大きく影響するとは考えていないと語っています。

ガーヌは『BT Sport』のインタビューで、ガヌーも上達していることからより戦術的な試合になるとの考えを明らかにしました。

「私はこのスポーツを始めたばかりだが、もしフランシス・ガヌーに勝てばMMAを始めてわずか3年でこの世界で最もヤバいヤツとしてトップに立つことになる。本当にクレイジーなことだ。素晴らしいね。そしてもし私が勝ったら、自分にとって本当の意味を持つことになる。というのも毎回試合の後は勝ってもあまり楽しくないんだ。なぜかはわからないけど興奮しない。でももしフランシスに勝てば満足するだろう。本当の意味で幸せになるんだ」

「フランシスはこの数年間でたくさんのことを成し遂げてきた。おそらく彼は改善していて、より知的になっているのはとても素晴らしいことだ。彼は私がそのパワーを抑えられることを知っているから、今回もそのような試合になると思う。だから戦うときに彼はより賢いファイターになるべきだ。5ラウンド後には勝つつもりだよ。もしかしたらその前にサブミッションなどで勝つかもしれないけどね」

またジョン・ジョーンズが将来的なヘビー級転向を示唆していますが、ガーヌはジョーンズとの対戦を歓迎していると語っています。

「彼はこの階級に来てやれることを証明したがっているし、そのために多くのことをやっている。多くの人たちはファイトスタイルを比較していて、我々は多才でIQも高いため、彼との試合は私にとっても素晴らしいものになるだろうね。良いマッチアップになると思うし、私の懐にとっても素晴らしいものになるだろうね(笑)」