元バンタム級チャンピオンのTJディラショーは昨年7月にコーリー・サンドヘイゲンに判定勝ちした後、膝の負傷により手術を受けることになりました。
当初は今年の早い段階での復帰を目指したものの、予想以上に時間がかかっているようです。
ディラショーは『ESPN』のインタビューで、今後6ヵ月ほどかけて復帰を目指していくと語りました。
「順調に進んでいるが、ただこれほどまでにやらなければいけない仕事があるとは思っていなかったよ。膝がこんなにボロボロになっているとは思わなかったね。自分のケガはわかっていたけど、外科医が自分にやってくれたことの映像を見たら本当にひどい状態だった。ほぼ全ての可動域は良くなっている。筋力もある。ただフルで動かすためには安全であることを確認しなければいけないけどね」
「正確な復帰時期は言えないけど、1年の半分を過ぎた頃をイメージしているよ。ミット打ちやストレングス&コンディショニングができるようになった。グラップリングはまだやっていない。その後にキャンプ入ることを考え始めなければいけないんだ」
4月にはバンタム級チャンピオンのアルジャメイン・スターリングと暫定チャンピオンのピョートル・ヤンが統一戦を行います。
ディラショーはこの試合の勝者と戦うこと以外に考えていないと語りました。
「はっきり言うと、俺はチャンピオンとして去ったんだ。2年半の休止を経てNo.1コンテンダーと戦った。そして彼を倒すことができた。他に何があるんだ?ベルトを取り戻すこと以外に俺を奮い立たせてくれるものは何もない。それが目標だよ。それ以外に目を向けることはないんだ」
また最近ではジョゼ・アルドが対戦を呼びかけているものの、ディラショーはいつか対戦することを楽しみにしているものの、それはタイトルを取り戻した後になると言及しています。