UFC270ではデイブソン・フィゲイレードがブランドン・モレノに判定で勝利して、1勝1敗1分けとなりました。
モレノはこの試合が接戦だったことから即座に4戦目を要求しており、もしこの試合が実現すればUFCで同じ選手同士が4試合目を戦うのは史上初となります。
しかしフィゲイレードはモレノとの試合に興味はなく、カイ・カラ・フランスとの対戦に興味があるようです。
フィゲイレードは『The MMA Hour』に出演し、もしUFCがモレノとの4戦目を行いたいのであれば、相応の金額を支払う用意があるはずだと語りました。
「(モレノとの試合は)やらないと思うね。カイ・カラ・フランスについては考えているよ。4戦目には値札が付いている。もしUFCが4戦目を望むなら、その金額を聞きたいね。UFCが歴史的なことをしたいのなら、フライ級に対して歴史的な金額を支払えばいい。どっちが高くても俺はそいつと戦うよ」
「100万ドルだ。100万ドルがいい。もっとペイパービューを売ってもっとゴールドを買えるだけのお金を稼ぐんだ。アイアンマンを知っているかい?君はゴールドマンを見ることになるだろうね」
フィゲイレードはパフォーマンスが良いだけでなく、ペイパービューの売り方を知っている選手と戦うことを望んでいます。
「売り方を知っている相手がいいね。自分がお金を稼ぐだけじゃなく、ペイパービューをたくさん売りたいし、フライ級を尊敬していることを世界に示したいんだ。そうなると売り方やトークの仕方を知っている人がいい。俺とどっちが売れるか勝負だね」
これについて同じく出演したフィゲイレードのコーチであるヴァリッジ・イズマイウも語っています。
「個人的にはモレノ以上に売れる試合はないだろうから彼が相手がいいと思うね。フィゲイレードはお金を得るに相応しいと思う。UFCは素晴らしい。UFCはいつも売り方をわかっている選手を大事にするが、彼も売り方をわかっている。何も言う必要はないよ。記者会見を見ただろう」
フィゲイレードはペイパービューが売れるのであれば、モレノとの4戦目も可能であると語っています。
「UFCと話をするつもりだよ。売れそうな相手と戦いたい。ブランドン・モレノにはうんざりしているが、もしブランドン・モレノが売れるならUFCはこの試合を望むだろうし、俺も彼と戦うよ。今は金額について話すだけだね」