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ヌルマゴメドフの父親が亡くなったと報じられる

ロシアの報道によると、今週金曜日にUFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの父親であるアブドゥルマナプが亡くなったと報じられています。57歳でした。

アブドゥルマナプは今年4月に当初は肺炎で入院したものの、病状が悪化したことから軍事病院に搬送されることになりました。

そして新型コロナウイルスに感染していることが明らかとなり心臓の手術を受けました。その後は2度昏睡状態に陥ったものの、安定した状態になったとも報じられていました。

しかしロシアメディア『TASS』は、チェチェン首長であり、ヌルマゴメドフファミリーとも親しいラムザン・カディロフが声明を発表したことを伝えています。

さらにハビブのマネージャーであるアリ・アブデルアジズもソーシャルメディアでこのニュースに反応し、白黒写真を投稿し哀悼の意を表しています。

また『RT Sport』によると、ロシアのプーチン大統領もハビブ・ヌルマゴメドフに電話をかけて深い哀悼の意を伝えたということです。

ハビブを格闘技の世界に導いたのはアブドゥルマナプであり、柔道やサンボを行う前に8歳のときにレスリングのトレーニングを始めることになりました。

またアブドゥルマナプはそれ以外にもキャリア18勝1敗のUFCライト級ファイターのイスラム・マカチェフや7月25日にアブダビでオクタゴンデビューを予定しているウマル・ヌルマゴメドフなどのキャリア構築にも貢献してきています。