インタビュー・コメント

ダン・フッカー「UFCに来たチャンドラーを送り返したい」

先日元ベラトールチャンピオンのマイケル・チャンドラーがUFCと契約したことが明らかとなりました。

チャンドラーがUFCと契約したことは大きなニュースでしたが、それだけでなくUFC254で行われるヌルマゴメドフ対ゲイジーのバックアップ選手になることも決定しています。

もしヌルマゴメドフかゲイジーのどちらかが欠場した場合、チャンドラーはUFC初戦でいきなりチャンピオンと戦うことになります。

これに対してライト級ランキング4位のダン・フッカーは、UFCがチャンドラーに対して大きな期待をしていると考えています。フッカーは『Submission Radio』のインタビューで次のように語りました。

「他の団体からやって来た者に対してUFCがどれほどの評価を下しているのかを知るのは難しいが、彼がこの団体と契約し、タイトル戦のバックアップになったことは今わかっていることだ。彼らが期待してその役を任せたと確信しているよ。UFCは彼に大きな期待を寄せている。だから私はUFCにやって来た彼に一発かましてBリーグへと送り返す男になりたいと思っているよ」

UFC254でヌルマゴメドフ対ゲイジーが行われた場合、今後改めてチャンドラーの対戦相手を決めることになります。

もしフッカーがオファーを受けた場合、チャンドラーと戦うつもりであると語りました。

「その試合を受けるだろうね。もし(マッチメイカーの)ショーン・シェルビーが今すぐに電話をかけてきて、マイケル・チャンドラーと(PPVナンバーシリーズの)UFC200何とかで一緒に対戦させてくれるなら実現するだろう。当然だよ」

フッカーは今年6月にダスティン・ポイエーに判定で敗れて以降はまだ次の試合が決定していませんが、年内に再び試合をするつもりであるとし、戦いたい選手として3人の候補を挙げています。

「100%今年中に復帰するつもりだよ。回復する時間が十分にあったし、ジムに戻って体調を整えてトレーニングもやっている。キャンプに向かう準備も出来ているよ。だから11月の終わり頃から12月にはスケジュールが空くだろう。何らかの試合はするつもりだよ。一番はトニー・ファーガソンだね。ぜひとも実現したい試合だ。なぜならトニー・ファーガソンは近寄りがたい雰囲気だし、ぜひとも戦いたいね。でも僅差で二番目にはマイケル・チャンドラーがいる。彼の初戦をを世界タイトルのバックアップにしたということは、UFCは間違いなく彼を信頼しているよ。彼の顔に膝を打ち込みたいね。三番目はチャールズ・オリベイラだ。彼が動画でダン・フッカーと戦いたいって言っていた。ポルトガル語は話せないし、翻訳も理解できないんだけどね。私に呼びかけるならその試合は実現するだろう。トニー・ファーガソン、マイケル・チャンドラー、チャールズ・オリベイラの中で手を挙げてくれれば対戦するよ。誰か戦いたいと思う選手はいるかな?」