インタビュー・コメント

ネイト・ディアス「最後の試合をしたらUFCを去りたい」

ネイト・ディアスは昨年6月にレオン・エドワーズと対戦して以降、UFCで試合を行っていません。

最近ではソーシャルメディア上で不満を表明し、UFCに契約解除を求めるまでになりました。

ディアスは『The MMA Hour』に出演し、UFCとの契約状況に対処するのに疲れており、最後の試合を終えて完全に会社から離れることを望んでいると語りました。

「俺は違うことをやりたがっているのに、彼らは契約解除を望まず、囲い込もうとしているんだ。俺を人質に取っているようなものだ。出たがっているのにね。それが俺の最大の目標だ。何年前からか覚えていないが、その頃からの目標だよ。ベン・ヘンダーソンと戦った年(2012年)からだろうね」

前回の試合をしてからすでに1年以上経過していますが、その間も多くの対戦相手を求めていたと語っています。

「誰からもオファーはない。いつの頃からか俺は戦うことを求めるようになっている。たくさんの試合を求めたんだ。(ビセンテ)ルーケやトニー・ファーガソンなどね。4~5人くらいに頼んだんだけど、全然ダメだった。最終的にカムザット(チマエフ)戦をオファーされて、なんだよって感じだった。なぜやらないのか?さっさとケリをつけてしまおうって思ったんだ。そしてカムザット戦をお願いしたら、今度はいろいろと言い訳が始まったんだ。12月、1月、3月全部やりたいって言ったのを覚えているよ」

ディアスはすでにお金に関しては満足しており、それよりも次の道に進むことを望んでいると語りました。

「試合を求めると彼らはもっとお金を出してくれるようになった。そうするともっともっと出してくれる。自分のキャリアと人生の中で、これ以上お金はいらないという段階に来ているんだ。俺はただ出たいだけだ。今はUFCの全ロスターを超えたよ。彼らがオファーできる、もしくは俺が求めた人たちはみんな使われて酷使されている。リサイクルされた階級だね。ライト級でもウェルター級でもふさわしい選手はいない気がするよ。今のところ価値ある選手はいないんだ」

「もうお金はいらないよ。別のことをしたいんだ。彼らと話をしたし、敬意を表するが・・。その後に再契約するかもしれないが、出ていく必要があるんだ」

「UFCよ、最後の試合をしたら俺の道を歩ませてくれないか?」