UFC279でケビン・ホランドを相手に第1ラウンドで勝利したカムザット・チマエフは、試合後の記者会見でロバート・ウィテカーと一緒に練習したいと発言しました。
それに対してウィテカーは『Middle Easy』のインタビューで、チマエフとの練習に興味を持っていると語っています。
「それについては満足しているよ。彼の性格は見たまんまだ。ワイルドだけど驚異的な選手だね。バッドガイを退治するやり方が好きなんだ。ホランドとの試合は本当に感銘を受けたし、彼がこの先どうなっていくのかとても興味がある。当然これは褒め言葉だよ。彼と一緒に働きたいね。だって彼のようにゲームプランを実行できる人なら誰でもそうしたいし、彼のレスリングやグラップリングは間違いなくトップクラスだ。(ダレン)ティルのような選手とも一緒に練習している。彼と一緒に良い仕事ができることを願っているよ」
ウィテカーはミドル級ランキングのトップ5にいる選手とチマエフが戦ったらどうなるかと聞かれ、問題ないだろうと確信しています。
「間違いなく通用するよ。ホランドをあんなに手玉に取るとは、言葉では言い表せないほどワイルドな光景だった。クレイジーだったよ。それに彼が持っている信念、自信、スキル、強さ、持久力はまさに異常だ。押さえつけられたくない人を押さえつけることがどれだけ大変なことか、みんなわかっていないんだ。彼はそれをいとも簡単にやってのけた。彼は大柄な選手だ。185ポンドでもかなり上手にこなせるはずだと確信しているよ」
「ファンの皆さんには伝わらないことがたくさんあって、選手にしかわからないことだと思う。俺はこいつを倒してやるんだ、抑え込んで好きなようにやってやるというチマエフの自信のほどがうかがえる。彼はスタミナを消耗するものだとわかっていながらただひたすら攻撃を続けたんだ。間違いなくワイルドだよ」
チマエフの次の試合がミドル級になったら誰と戦うのを見たいかと聞かれたウィテカーは、UFC281でタイトル戦を戦うアデサンヤやペレイラの名前を挙げました。
「難しいことだけど、彼はスタイル的にこの階級にいる多くの選手たちに対処できると思うよ。ペレイラと戦うチマエフを見てみたいよ。彼にとっては素晴らしい試合になると思うし、ペレイラの実力を目の当たりにすることができるだろうね。チマエフがイスラエルと戦うのも見てみたい。スタイル的にいろいろな要素が絡んでくるから、私にとっては興味深いところだ。それに私が倒したい2人を新しい友達であるチマエフに襲わせることができるからね」