インタビュー・コメント

アレックス・ペレイラ「アデサンヤは戦いたがっていない」

11月12日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC281のメインイベントでは、イスラエル・アデサンヤ対アレックス・ペレイラによるミドル級チャンピオンシップが行われます。

ペレイラはUFCと契約する前、アデサンヤにキックボクシングで2回勝利しています。

ペレイラは『MMA Fighting』のポッドキャストで、アデサンヤは自身と戦いたがっていないと語りました。

「彼は私がこれまで戦った中で他の選手とは違うことをわかっている。そうでなければ、2回とも違う結果になっていただろう。私が違うレベルにあることはこれまで証明している。UFCでの3試合でそれを証明しているよ。正直言うと、彼はこの試合を望んでいないんだ。彼のチームも誰も望んでいないよ。近くにいる人たちはリスクを理解しているからやりたがらない。彼は良い選手?チャンピオンなのか?彼は成し遂げたからこそそこにいる。みんな私のポテンシャルや進化を見ているだろう」

「私がUFCに出場した直後、彼は4試合後に私と戦いたいと言っていた。やりたがっていたけど4試合戦った後だ。なぜ?彼は私が誰かに負けることを想定していて、そいつと戦えって言うんだ。私はそれを信じなかったが信じる人もいた。今になって、彼がハッタリだったことに気づいた人もいる。それは彼が望んでいることではないんだ」

「次の試合で彼とベルトをかけて戦うが発表された直後、彼や彼のチーム全員が、私はUFCに来たばかりだからタイトル戦をするのは少し不公平だ、アデサンヤはたくさんの試合をこなしているのだから私も同じように戦うべきだと言っていた。それを聞いて、自分にとってポジティブなことだと受け止めているよ。このことは彼が戦いたいふりをしていて、私と戦うことになったとき、彼のチーム全員が反対していたことを示している。彼やチームも精神的に参っていることがわかるよ」

もしUFC281でペレイラが勝利すれば、Gloryに次いでUFCでもチャンピオンとなります。

それはアデサンヤができなかったことだとし、ペレイラは自身の方が優れていると主張しました。

「私はGloryという(キックボクシングの)最大の団体で2階級チャンピオンになったが、アデサンヤは私が倒した選手に敗れている。Gloryでチャンピオンになるのはとても大変なことなんだ。私は5度タイトル防衛を行って、ライトヘビー級のチャンピオンになった。他のスポーツに転向するのはチャンピオンになるため?一例を挙げると、アデサンヤが(UFC281で)敗れて、私がチャンピオンになる。私は異なるスポーツで、しかも歴史がある最大の組織(GloryとUFC)でチャンピオンになっているから、彼より優れているということだ。彼はUFCでチャンピオンになっただけで、たくさん防衛したが、私の方が大変なキャリアを歩んでいると思う。これは私の見解だよ。みんながそう考えるかどうかはわからないけど、自分の経験やタフさを知っているからこそそう思うんだ。彼もそれをわかっている。やろうとしてできなかったんだからね」