ベニール・ダリウシュは昨年10月にマテウス・ガムロットに勝利して、現在ライト級ランキング4位につけています。
次にライト級タイトルへの挑戦を期待したものの、新チャンピオンになったイスラム・マカチェフは2月にフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーとの防衛戦が決定しています。
ダリウシュはUFCとのインタビューで、タイトル挑戦が見送られたことに不満を示しました。
「正直なところ、確かにおかしいと思ったし、イライラしたね。ヴォルカノフスキーはパウンド・フォー・パウンドのキングだから理由はわかっている。でもこのタイミングは俺にとって最悪だった。俺はとても冷静に見えるだろうけど、もし君が正しいことを言ったりしたら、その場で君の頭を切り落とそうとするかもしれない。だからこのニュースを知って冷静になった後、自分に『どんな違いがあるんだ?俺は試合に勝つだけでいいんだ』と言い聞かせた。結果オーライだよ」
「UFCが自分に対してどのようなゲームプランを立てているのかわからない。タイトル戦ができるかどうかはわからないよ。待って(マカチェフ対ヴォルカノフスキーの)勝者と戦うという選択肢もあるが、もしヴォルカノフスキーが勝ってフェザー級のベルトを防衛することになれば、丸1年待つことになり、もしかしたら2024年に戦うことになるかもしれないね。 今俺の前に躍り出る選手はいないと思うが、俺の仕事は試合に勝つことだからダスティン・ポイエーやチャールズ・オリベイラと戦おう。3月は自分にとって良いタイミングだよ」
ダリウシュはマカチェフが勝つと予想しながらも、ヴォルカノフスキーをはじめ、ライト級のトップ選手と戦う意思を示しています。
「マカチェフが勝つと考えているが、ヴォルカノフスキーにも勝つ可能性がある。スタイル的にスタンドでは全ての武器を兼ね備えているが、グラウンドではどうなのかわからない。彼がトレーニングキャンプでどれだけ向上できるかわからないね。でもマハチェフのプレッシャーにどう対処するかは興味深いところだ。今はマカチェフが勝つと考えているけど、こんな面白い試合が見られるなんて本当に楽しみだよ。マカチェフは未解決のパズルだからそれを解きたい。だがヴォルカノフスキーもそうだ。マックス(ホロウェイ)が2戦目でやった以外、誰も接戦だったことはない。もし接戦になったら2人とも戦いたいが、オリベイラとも戦いたいし、ポイエーとも戦いたいね。基本的にはみんなと戦いたいよ。世界のトップと戦いたいし、戦う順番は誰からでもいい。キャリアに残された時間は多くないから、これは自分にとってチャンスなんだ」