週末に開催されたUFCファイトナイトのメインイベントでは、メラブ・ドバリシビリがピョートル・ヤンに判定で勝利しました。
バンタム級ランキング2位のヤンに勝ったことで、今後ドバリシビリのタイトル挑戦も見えてきますが、現チャンピオンのアルジャメイン・スターリングがチームメイトであることから、戦わないと明言しています。
ドバリシビリは試合後の記者会見で、スターリングがチャンピオンですぐにタイトル挑戦ができない状況でも、他の選手と戦うと語りました。
「誰とでも戦うよ。忙しくしていたんだ。UFCが選んでくれた相手なら誰とでも戦う。特に問題はないね。チームメイトが2人いて、親友はチャンピオンで自分はトップの一人だ。これはうれしい悩みだね。我々がこの階級を一掃しているんだ」
スターリングは5月6日のUFC288でヘンリー・セフードとの防衛戦が決定し、勝てばその後にショーン・オマリーと対戦する可能性があります。
2人に勝利すればバンタム級からフェザー級への転向も噂されていますが、ドバリシビリはスターリングがフェザー級に転向しない場合、自身がフライ級へ転向することも可能だと語りました。
「厳しい減量になるだろうが、可能性はある。今は135ポンドで良い感じだ。今すぐには変更したくない。20ポンドしか減量しないから可能性はある。私は昔ながらの(減量)スタイルをやっているよ。ホットタブ(温水浴槽)は使わない。ウォーター・ローディングも使わない。ただ自分なりの方法でいつも体重を作っている。今は変更しようと思っていないよ。125ポンドを作ることは可能だが、今そうする必要はないと思うね」
3月25日のUFCファイトナイトでは、メインイベントでマルロン・ヴェラ対コーリー・サンドヘイゲンが行われます。
バンタム級ランキング4位と5位の対戦となりますが、ドバリシビリはこの試合の勝者と戦う意志を示しました。
「絶対に彼らの勝者と戦いたいね。ぜひともそうしたい。実はアルジョがこの試合を観に行きたいと言っていたから、私もぜひ観に行きたいと思う。もしその試合をしたいと言ってくれるのであれば引き受けるよ。もしこの試合の勝者が私と戦わなければならないとしたら、UFCが何を選択するかみてみよう。誰とでも戦いたいんだ。何の問題もないよ」