インタビュー・コメント

ドナルド・セラーニがUFC殿堂入りについてコメント

週末に開催されたUFCファイトナイトのイベント中に、ドナルド・セラーニのUFC殿堂入りが発表されました。

発表の際にはセラーニの妻と子供もケージ際に登場し、殿堂入りを一緒に祝福しました。

セラーニはバックステージでインタビューに応じ、UFC殿堂入りを果たした心境について語りました。

「キャリアを通してみんなが私のことを『未来の殿堂入り』だと言うんだ。それはただの言葉だよ。実際にそうなるまでは本物ではない。すごいことだね。正直言って、とても光栄に思っているよ。本当に言葉では言い表せないくらいだ。家族がここにいることさえ知らなかったから、これもまた驚きだったね」

「今『ああ、私は殿堂入りしたんだ』と身に染みて感じているよ。素晴らしいことだし、名誉なことだ。どの主要スポーツを見ても、殿堂入りする人は重要な存在だからね。チャック・リデル、アンデウソン・シウバ、ユライア・フェイバーなど偉大な選手たちはまだまだ他にもいるが、正直なところ我々の試合はそれほどビッグなものではない。パフォーマンス・インスティテュートで壁に掛けられるなんてすごいことになりそうだね」

セラーニはあと2試合でWECとUFC合計で50試合出場を達成するため、すでに引退した今でも復帰について思うことがあるようです。

しかし彼の新しい目標やUSADAの検査に合格しなければいけないことを考えると、復帰は非常に難しい状況になっています。

「仲間やグループでトレーニングをしたことは恋しいと思うけど、試合をすることについては恋しいと思わないよ。適切なタイミングだったんだ。そろそろ身を引く時期だったし、ハリウッドに行くつもりだ。それが私の次の計画であり、ミッションだよ。今の冒険を楽しみながら前に進んでいるけど、もう1試合なら頑張れるかな、あと2試合やって50試合にするか?って思う日もあるよ」

「髪を切ったから髪が伸びてきたし、ステロイドを使ったから今は復帰したくてもできないんだ。今は良い感じだよ。健康で幸せで子供たちとの多くの時間を楽しみ、子供たちは家族とともに成長していて、さっきも言ったように、ハリウッドを追いかけるというのは、UFC選手になりたいともう一度初心に返るようなものだ。それが私の気持ちだよ。その分野に再び足を踏み入れたのだから、ブーツを履いて進んでいこう」