今週末に開催されるUFC296では、レオン・エドワーズとコルビー・コビントンがウェルター級王座戦を行います。
王者のエドワーズは今週行われたメディアデーで、対戦するコビントンについて次のように語りました。
「彼はみんなが思っているほどいい選手ではない。TKOで止められたこともあるし、絞め落とされたこともあるし、テイクダウンされたこともある。だから彼に勝つ方法はいくらでもあるんだ。彼は普通の選手で、ウスマンに似ているけど、基本的により喧嘩っ早い。チームと一緒に、彼の得意なところを全て無力化する素晴らしいゲームプランを考えたよ。そして俺の狙いは、彼を倒して追い出すことだ」
エドワーズは、コビントンの将来について疑問を呈しています。
「彼はすでにこれから出てくる若い選手たちとの対戦を全て断っている。彼はUFCからのオファーを全て断り、2年間欠場している。だから今彼がベルトを獲って、若手有望株たちと戦う姿を見ることはできないんだ。そうなるとは思えないね。あのようなヤツはいつも簡単に機会をもらっているから、自分にもできると感じてしまうんだと思う。俺が彼を倒した後、彼は引退するか階級を落とすかのどちらかだと真剣に思っている。彼はイスラム(マカチェフ)に呼びかけ続けているから、ライト級でイスラムと戦わせればいいんだ」
コビントンは、元アメリカ大統領のドナルド・トランプと仲が良く、これまでにも会場に訪れて試合を観戦したこともあります。
エドワーズは、コビントンとトランプのつながりが奇妙な関係だと語りました。
「わからないけど、シナリオ全体が奇妙だと思う。俺は他の男に惹かれるのが理解できないんだ。以前は大統領だったことは知っているが、今はもう大統領ではない。だから何が起こっているのかわからない。ただ奇妙なのは、なぜ後ろ盾になるためだけに彼を選んだのかってことだ。俺には理解できないね。トランプにはベルトがないんだから、腰に何も巻いていない。トランプは以前にも彼の試合に現れたことがあるが、そのときは負けている。つまりトランプは彼のために戦うことができない。彼は大人になって、ガールフレンドでも作るべきだよ」