7月27日にイギリスのマンチェスターで開催されるUFC304のメインイベントでは、レオン・エドワーズ対ベラル・ムハマッドによるウェルター級王座戦が行われます。
これまでムハマッドはメディアを通じて王座戦を要求し、エドワーズを執拗に攻撃したことでこの試合が実現しました。
エドワーズは『The MMA Hour』に出演し、UFC304の興奮について聞かれました。
「100%だよ。この男はソーシャルメディアで長い間迷惑な存在だった。だから100%だ。今ずっとベラルと戦おうとしてきている。(UFC)300を頼まれて、誰とでも戦うと答えたよ。3人の対戦相手にイエスと言ったよ。ベラルはどうだ?って聞いたんだ。でも彼らはノーって言っていた。選択肢ではなかった。とても大きなイベントだったから誰とでも戦うつもりだったんだけどね。出場できるのは自分のキャリアにとっても素晴らしいことだ。だから誰とでも戦うつもりだった。(イスラム・マカチェフ、シャフカト・ラフモノフ、カムザット・チマエフが)ノーと言った後、ベラルはどうだ?って聞いたんだが、彼らがそれを受け入れなかった。だから仕方がないことだよ」
エドワーズとムハマッドは、2021年3月に一度対戦しており、このときはムハマッドのアイポークによってノーコンテストとなりました。
その後エドワーズが王座を獲得し、ムハマッドはことあるごとにエドワーズへトラッシュトークを仕掛けるとともに再戦を要求してきました。
エドワーズはムハマッドのトラッシュトークについて語っています。
「ベラルがいつそんなことをした?彼はしゃべっているだけだ。彼にはしゃべらせたり、ちょっとしたミームやツイートはさせたりしているけど、彼が私のレベルにないことはみんなわかっていることだ。それが事実なんだ。彼は上達したが、それは私も同じだよ。自分が彼よりレベルが上だと信じている。7月になったらそれを証明してみせるよ」
「フィニッシュが必要だ。フィニッシュじゃないとダメな気がする。この男がソーシャルメディアでしゃべったクソみたいなツイートやTシャツは自業自得だ。彼はぶっ飛ばされるべきだ。私はイギリスで負けたことがないんだ。チャンピオンであるという自信も持っているし、彼はいくらでも上達できるが打つのが簡単すぎる。彼の頭はすぐそこにある。彼がそこにいるだけでたくさん打たれることになるんだ。彼を倒したいね」
エドワードはこれまで2度の防衛に成功していますが、もしムハマッド戦で防衛できたとしても、まだやりたいことがあると語りました。
「ベラルとの対戦が終われば、レスリングの段階は全て終わった感じだね。(カマル)ウスマン、コルビー(小瓶トン)、それに彼だ。あとはストライカーだね。これらのレスラーを片付けて、自分のキャリアに専念するんだ。自分にはまだまだやるべきことがたくさんあると感じている。このスポーツで成し遂げたいことややりたいことがたくさんあるんだ。集中しているし、意欲的だし、それを成し遂げるのが待ち切れないね」