5月27日に開催されるUFCリバプールのメインイベントでは、ダレン・ティル対スティーブン・トンプソンが発表されています。
しかしウェルター級No.1コンテンダーのトンプソンは、ティルとの試合ではなく、ハファエル・ドス・アンジョスとの対戦を望んでいたと語りました。
トンプソンはティルの過去のパフォーマンスに対してたいしたことないと思っているものの、それはファンの反応も同じだったようです。ティルは『MMAnytt』で次のように語っています。
「90%の人々は、5月27日に私がワンダーボーイに負けるのを見たいと言っているんだ。彼らはいわゆる過剰な期待を止めることを望んでいる。もし私が勝ったら、彼らがどれくらい満足そうな顔をするのかわからないけど、私が彼らのことを気にすると思う?みんなが考えていることなんて私は興味ないんだよ」
「私はとても危険な仕事をしているし、痛みやプレッシャーに耐えているから、もし人々が私が負けるのを見たいと思っていてもそれはOKだ。もし人々が私が勝つのを見たいと思うこともOKだ。彼らが絶対戦争(決着がつくまでやりあうこと)を見ている限り、彼らがどう考えようと問題ではないんだ」
もしティルがNo.1コンテンダーのトンプソンを倒せば、次のタイトル挑戦に大きく近づくことになりますが、彼はそれほど気にしないと語ります。
「ワンダーボーイはみんなを倒してしまったから、もし私が彼を倒せばタイトル挑戦権に近づくように見えるが、UFCがそれをマッチメイクしようとそうでなかろうと、それほど気にならないんだ」
「私の前にはタイトル挑戦に値する他の選手がいる。だから私はただワンダーボーイに勝って、ウェルター級で行けるところまで行きたいんだ。なぜなら遅かれ早かれそれがベルトに近づくことになるとわかっているからね」
現在負傷から回復している現チャンピオンのタイロン・ウッドリーが復帰すると、まずはUFC224で行われるドス・アンジョス対コルビー・コビントンによる暫定ウェルター級タイトル戦の勝者と防衛戦を行うことになります。
さらにはUFCチリのメインイベントでは、カマル・ウスマンとサンティアゴ・ポンジニッビオが対戦します。
しかしティルは、トンプソンと戦った後、タイトル挑戦権を獲得するために、これらの選手と戦いたいと語っています。
「ワンダーボーイを倒したら、コルビー、ウスマン、RDA、マスヴィダルの中の誰か一人と対戦したいと思っている。私がワンダーボーイに勝ったら、次に見据えているのは彼らだ。私が言った選手たちは、本当にタフな選手たちだからね。結局のところ、世界で最高の選手になるためには、世界で最高の試合をしなければならない。彼らは最高の選手だから、今私の視界に入っているよ」
(mmafighting)