インタビュー・コメント

トンプソン「自分が暫定タイトル戦の候補から外されていた」

フェザー級No.1コンテンダーのスティーブン・トンプソンは、UFCリバプールのメインイベントでダレン・ティルと対戦しますが、この試合が決定する前に彼はUFCと新しい契約を結びました。

この契約には満足しているトンプソンですが、6月9日のUFC225でハファエル・ドス・アンジョス対コルビー・コビントンによる暫定ウェルター級チャンピオンシップには良く思っていないようです。

トンプソンは『The MMA Hour』で次のように語っています。

「私はUFCと堂々巡りの交渉をしていたが、新しい契約に関しては満足している。それは間違いなくUFCリバプールで戦うモチベーションになったね。もちろん私はお金のために試合をしているわけではないが、望むものを手に入れたから、そこでは笑顔で楽しい時間を過ごすつもりだよ」

「私はNo.1コンテンダーなのに、なぜ私が暫定タイトル戦に入っていないのか?それは意味をなさないね。私が過去に2度タイトル戦を行ったことはわかっている。そして最初の試合は素晴らしかった。私たちはファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したのだからね。しかし2試合目は人々に感銘を与えることができなかった」

「しかしそれでもまだ私はNo.1コンテンダーなのに、なぜ暫定タイトル戦を戦っていないのか?なぜ2位のヤツが1位と戦っていないのか?それはUFCがランキングをもとに行っていないということだ。それに対して私は怒ったけど、仕方がないことだよ。今はもうそれを変えることができないのだからね」

「私たちはそれを止めるように強く求めたが、彼らの気持ちは決まっていたようだった。私たちが交渉を進めていたとき、彼らはダレン・ティルと戦うようにプッシュしていたんだ。私は暫定タイトルのために戦えないの?2位の選手と戦わないの?って感じだったね」

「当時は暫定タイトルの話があって、何が起こっているのかを知っていて、誰がその候補になっているのかを知ったのが、私が諦めた理由の1つだった。結局彼らはその通りに進めていった。私は彼らが暫定タイトルマッチをするつもりであることは知っていたけど、そこに私が入っていなかったんだ」

スティーブン・トンプソンが再びタイトル挑戦権を獲得するためには、まずキャリア無敗のダレン・ティルを彼の地元であるリバプールでフィニッシュすることでUFCを納得させるしかなさそうです。

(mmafighting)