UFCリバプールのメインイベントでは、ウェルター級ランキング1位のスティーブン・トンプソンと地元出身のダレン・ティルが対戦しました。
結果はティルが3-0の判定で勝利を収めましたが、敗れたトンプソンは試合後のインタビューで、ティルの計量失敗について不満を言うことはありませんでした。彼は次のように語っています。
「私は僅差で勝てると思っていたが、彼は間違いなく実力者だ。みんなは彼の計量失敗が少し影響したと感じているかもしれない。しかしそれは仕方がないことなんだ」
ティルが公式計量で体重がオーバーした後、トンプソンは条件付きながら試合を受け入れました。ティルが3.5ポンドもオーバーしていたにもかかわらず、トンプソンは決して撤退を考えなかったと語ります。
「仕方ないさ。私は帰ってこの試合から間違いなく学ぶだろうね。しかしダレンには脱帽だよ」
5ラウンドで決着がつかず最後は判定になり、ティルが3-0で勝利しましたが、『MMADecisions.com』によると、24のMMAメディアのうちたった2つだけがティルを勝利とし、残りはトンプソンを支持しました。
彼らと同様に試合内容は互角だったと考えるトンプソンですが、第5ラウンドに受けた一発で敗れることになったと語っています。
「おそらく論争の的になるかもね。しかし私は動きながらもヒットさせていたと感じている。彼の素晴らしいヒットは第5ラウンドの1発だけだった。でもそれ以外はかなり惜しかったね」
「(ティルに繰り返し蹴られて足を痛めたのか?)左足はほんの少しだけね。私が思った通りに動き回らせてもらえなかったが、言い訳は何もないよ。今後私たちがどうやって立ち直っていくのかわかるだろう」
(mmajunkie)