インタビュー・コメント

ダレン・ティル「自分にタイトル挑戦権の価値はない」

UFCリバプールのメインイベントでダレン・ティルは、No.1コンテンダーのスティーブン・トンプソンと対戦しました。

ティルはトンプソンに3-0の判定で勝利したことで、ランキング8位からのジャンプアップが期待され、彼のキャリアにとっても大きな1勝となりました。

しかしティルはトンプソンに勝利したことよりも、UFCリバプールの公式計量で失敗したことをとても反省しているようです。彼は試合後のインタビューで次のように語っています。

「私は体重を作れなかったのだから、とにかくタイトルに挑戦するには値しないと思う。それよりもスティーブンの方がそれに値するよ。(UFC225の)暫定タイトルマッチで勝利した選手は、スティーブンかウスマンと戦うべきだ。彼らの方がそれに値するからね。私は今後もこの階級の選手全員を倒していきたい。返り咲きたいし、体重のことを忘れたいね」

「もし私が体重を作っていたら、この勝利は今よりも少しは価値あるものになっていたかもしれない。少し休むことにするよ。勝った、負けた、引き分け結果には関係なく少し休むことにする。なぜなら恥ずべきことだからだ。私はプロフェッショナルであり、もっと体重をコントロールしなければならない。以前には体重を作ってきたが、今はもっとそれをコントロールしなければならないね」

ティルは次にUFCが戻ってくるときは、サッカーのリバプールFCのホームであるアンフィールドスタジアムを望むと語りましたが、ダナ・ホワイトによると、ティルの次の試合はラスベガスになる可能性が高いようです。

ティルは次の相手が誰になるのかわからないとしながらも、タイトルに関わる試合にならないと確信しています。

「スティーブンは私よりも暫定タイトルマッチに値すると思う。私が接戦で彼に勝利したことはわかっているけど、スティーブンにそれを与えるべきだ。彼は体重を作り、まだランキング1位だし、私よりも多くの選手を倒してきている。だから彼に与えられるべきだ。私はリアリストなんだ。誰かにたわごとを言うつもりはない。自分自身にもあなたにもそうするつもりはないんだ。スティーブンにあげて欲しい」

(mmajunkie)