11月3日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC230のメインイベントでは、ダニエル・コーミエ対デリック・ルイスによるヘビー級チャンピオンシップが行われます。
このヘビー級タイトルは7月のUFC226でスティーペ・ミオシッチに勝利したことでコーミエが手にしたものでした。
試合が終わった後は、UFC史上最多となるヘビー級タイトルを3度防衛したミオシッチに敬意を表して再戦の可能性も示唆していたコーミエでしたが、最終的にはルイスとの防衛戦を行うことになりました。
最近ミオシッチが再戦に対してアピールしていることに対してコーミエは、『MMAWeekly』に再戦は意味をなさない理由を説明しました。
「私は誓ってスティーペ・ミオシッチを恐れていない。なのにどうして戦わないのか?今やそれをする意味がわからない。彼とはもう一度戦う気にならないよ。最もタフな戦いではないからね。彼が主張してくれていることには感謝している。もし彼が最初にそれをやっていれば、おそらく私たちはもっとお金を稼げていただろうね」
「(前回の試合で)ペイパービューが売れなかったために私たちは稼げなかった。明らかに問題なのは販売だ。おそらく彼は私たちの試合に少しでも興味をもってもらおうと議論を巻き起こそうとしている」
「あなたが最初の試合に勝利したがそれはあなたにとって最後の勝利になると彼は言っているが、それはクレイジーだと私は思うんだ。だって彼は私に勝っていないからね。それに彼は試合に勝っていたと言っている。でも私は何発かクリーンショットを彼にヒットさせた。それはイーブンなラウンドだったし、彼はノックアウトされたのだからね」
コーミエは今後来年の3月頃にもう1試合を行い、3月で40歳になることから引退を示唆しています。このままいけばミオシッチとの再戦が実現することはなさそうです。
(MMAWeekly)