先日から噂されているUFCのデメトリアス・ジョンソンとONEのベン・アスクレンとのトレード話ですが、すでに完了したようです。
MMA界で歴史的とも言えるトレードについて、『ESPN』のアリエル・ヘルワニはTwitterで次のように語りました。
The historic Demetrious Johnson vs. Ben Askren trade is a done deal, multiple sources confirm. Full story coming shortly to @espn.
— Ariel Helwani (@arielhelwani) 2018年10月27日
「デメトリアス・ジョンソンとベン・アスクレンによる歴史的なトレードは完了したことを複数の情報源が確認している」
Not only is this trade historic for MMA, it’s one of the rare times in sports where every party involved is happy with the deal. Johnson wanted to sign with ONE; Askren wanted a chance to prove he’s the best in UFC. Their reps/the orgs worked to get it done. Win-win for all.
— Ariel Helwani (@arielhelwani) 2018年10月27日
「このトレードは歴史的なだけでなく、この契約に関わっている全ての関係者が満足しており、このスポーツでは珍しいことだ。ジョンソンはONEと契約したかったし、アスクレンはUFCで自分が一番であることを証明するチャンスが欲しかった。代理人も団体もそれを実現するために動いた。全ての人にとってWIN-WINだった」
『ESPN』によると、UFCはジョンソンの契約を解除することに正式に同意し、代わりにONEもアスクレンの契約解除に同意したようです。そのため近い将来、両選手はそれぞれ新しい団体と新たな契約を結ぶことが期待されています。
なお『ESPN』によれば、ジョンソンがセフードに敗れてタイトルを失ったとき、UFCを離れる計画があったものの、UFCがジョンソンとの契約解除を行うには違約金を支払う必要があったようです。
しかしジョンソンが所属するファーストラウンドマネージメントの代表が、ONEのアスクレンをUFCに送ってもらうというアイデアを思いつき、それが実行に移されたと伝えています。
ヘルワニの言う通り、この歴史的なトレードはジョンソン、アスクレン、UFC、ONEの誰もが納得するものだったようです。
(espn)