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コーミエがサイト上でライトヘビー級チャンピオンでなくなる

7月のUFC226でスティーペ・ミオシッチに勝利し、UFCライトヘビー級タイトルに加えてヘビー級タイトルも獲得したダニエル・コーミエは、両方のベルトを防衛していくことを望んでいました。

当初のコーミエの計画ではヘビー級タイトルを獲得した後にライトヘビー級タイトルを防衛し、そして来年3月の引退前にブロック・レスナーとのヘビー級チャンピオンシップを行うことでした。

しかし物事は計画通りには進まず、ライトヘビー級タイトルを防衛する代わりに、UFC230ではデリック・ルイスを相手に獲得したばかりのヘビー級タイトルの防衛戦を行うことになりました。

そしてUFC232ではジョン・ジョーンズとアレクサンダー・グスタフソンによるライトヘビー級チャンピオン決定戦が行われ、それによってコーミエのライトヘビー級タイトルは剥奪されることになります。

すでにジョーンズ対グスタフソン2が決定しているため、コーミエのタイトル剥奪は確実なものとなっていますが、UFCのウェブサイトでは早くもコーミエのライトヘビー級タイトル剥奪が行われているようです。

コーミエの場所がシルエットになっており、「To be determined(今後決定する)」へと変更されています。

今のところUFCランキングではまだライトヘビー級チャンピオンになっているコーミエですが、この状況からすると年末までにランキングから削除される可能性もあります。

最近UFCプロモでコーミエは、「ジョン・ジョーンズやアレクサンダー・グスタフソンはきにしていない。私のライトヘビー級チャンピオンシップ防衛戦のために戻って来るから、私の言ったことを信頼してほしい」と語っていました。

しかし残念ながらコーミエの考えも空しく、UFCはUFC232よりも前に事実上タイトルを剥奪しようとしているようです。

(bjpenn.com)