来年2月9日にオーストラリアのメルボルンで開催されるUFC234では、ミドル級チャンピオンのロバート・ウィテカー対ケルヴィン・ガステラムのチャンピオンシップが濃厚となっています。
その次の挑戦者の有力候補として、UFC230でクリス・ワイドマンに勝利したジャカレイ・ソウザがいます。彼はワイドマンを倒した初めてのブラジル人となりました。
ところが同じUFC230ではデレク・ブランソンを第1ラウンドノックアウトで勝利したイスラエル・アデサンヤが話題となっており、ジャカレイを差し置いてミドル級タイトル挑戦に名乗りを上げています。
それに対してジャカレイは、アデサンヤのパフォーマンスとタイトル挑戦についてどう思うかと『MMA Fighting』に尋ねられたとき、良い仕事をしたことは認めたものの、自身の方が優れていると主張しました。
「彼は素晴らしい仕事をしたね。しかし私がやってきたことは、彼よりも良いパフォーマンスだった。しかも2回もだ。それに私はストライカーではない。彼が言っていることは意味をなさないし、言い訳をしているんだ」
ジャカレイは2012年のストライクフォース時代に41秒で、さらに今年1月には3分50秒でデレク・ブランソンをフィニッシュしました。
同じ第1ラウンドフィニッシュでも4分50秒かかったアデサンヤに対しては、自分の方が良いパフォーマンスをしたと語っています。
「確かに彼は素晴らしいし、優れた選手だ。将来有望でポテンシャルもあり、良い試合をしている。しかし彼のパフォーマンスは私に印象付けるものではなかったね。なぜなら私の方が彼よりも良いパフォーマンスをしたからだ。2回もね」
UFCはジャカレイとアデサンヤのどちらが次の挑戦者にするのかはまだ発表していませんが、ミドル級ランキングからいくとジャカレイに分があると言えるかもしれません。
(mmafighting)