1月26日に開催されるUFC233では、フライ級チャンピオンのヘンリー・セフードにバンタム級チャンピオンのTJディラショーが挑戦します。
セフードはフライ級でディラショーとの試合に勝利すると、バンタム級へ行ってディラショーのベルトを獲得する可能性もあると『MMA Show』で語りました。
「彼は私とは違う選手であり、特に125ポンドでは全く戦ったことがないことも十分わかっている。彼はエリート選手に立ち向かうために、さらに10ポンドを落とすことになる。でも私は相手がどれだけの体重かは気にしない。彼が一度体重を作ったら、素晴らしいストライカーであり偉大なレスラーに立ち向かうことになるのだから、彼は私がどれほど強いなのかを感じることになるだろう」
「10ポンド落とすということは厳しい状況になる。彼が125ポンドに落とすことは、私に有利だということだ。そしてその後私が階級を上げても、そこでも彼を倒すつもりだ。しかしまずそれは私の階級で始まることになるだろう」
「135ポンドにいる多くの選手がタイトル挑戦に値すると思っているが、私の言っていることを聞いてほしい。私は彼を打ち負かすつもりだし、彼を止めるつもりだ。そして1月26日は敗北するだろう」
セフードは最近UFCと6試合の契約を新たに締結したことを明らかにしました。しかし彼はデメトリアス・ジョンソンが移籍したONEへ行く可能性も否定できないと語ります。
「ヘンリー・セフード対デメトリアス3の可能性がまだあると私は感じているし、将来そうなるかもしれない」
「私は6試合の契約にサインしたが、もしフライ級ディビジョンの消滅が計画通りになるのであれば、全てが変わると思うね。(マネージャーの)アリとは話をしなければならないが、その場合はおそらくフリーエージェントになれると思っている」
「私はこの試合を戦ってTJに勝つし、もし彼らがフライ級ディビジョンをなくすのであれば、私の契約は125ポンドで締結されていると思っているから、そうする余地があるんじゃないかな。これはただ私が言っていることだけどね」
「今回が私の最後の試合になるとは必ずしも言えないが、UFCが大好きだし、ホームにいるのも大好きだ。私はただもし階級が変わるのであれば、契約やその他いろいろと見直さなければならないってことを言っているんだ」
「でも私はUFCで競争をもたらして去っていった人たちも好きなんだ。これは私たちファイターにとって良いことだ。UFCは聞きたくないかもしれないが、デメトリアスとエディ・アルバレスが去ったことは、私たちに交渉する力を与えてくれる。それが私たちにより多くの可能性を与えてくれるんだ」
セフードはジョンソンとアルバレスがUFCからONEへ移籍したことにより、UFCとの交渉がより優位に進むことになると語っています。
しかしUFCから支払われる金額に不満があるわけではないとセフードは語っており、フライ級ディビジョンが消滅するのか、そしてセフードの去就はどうなるのかがわかるのはもう少し時間がかかるかもしれません。
(MMA Mania)