インタビュー・コメント

ヘンリー・セフードがディラショーとの試合について語る

今週土曜日に開催されるUFCブルックリンは、ESPN+の第1回目として行われることもあり、メインイベントではチャンピオンシップが行われます。

もし現バンタム級チャンピオンのTJディラショーが勝利すれば、UFC史上4人目となる2階級タイトル同時戴冠を成し遂げることになります。

一方で防衛戦を行うUFCフライ級チャンピオンのヘンリー・セフードは、ディラショーが普段よりさらに10ポンドも減量しなければならないことは厳しいと考えているようです。彼は『The MMA Hour』で次のように語っています。

「体格的なところでは、彼のことはピーウィー・ハーマンのように見えるね。彼のことはもう少し筋肉質だと思っていたけど、今はそうは思わない。見た目が良くないね。彼は一杯の水を必要としているような感じだ。まさにクロスカントリー走者のようだよ」

「彼が体重を作れるかどうかにかかわらず、私たちは土曜日の夜に戦うのだから、彼はやりたいようにできる。でも誰しもが私たちに対して体重を作れるだろうと言うかもしれない。みんな体重を減らしたことがないかもしれないけど、真のフライ級選手なら余分に10ポンドを落とすことがどれほどの感じになるのかよくわかっている。彼は土曜日の夜にそれを感じることになるだろうね。そして私は彼にわからせるつもりだよ」

バンタム級タイトルを持っているディラショーは先日、セフードに勝利してフライ級タイトルを獲得した後、さらにフェザー級への挑戦に関心があると語りました。それについてセフードは一蹴しています。

「彼の言っていることはばかばかしいね。私が思うに、減量していることが彼に大きな打撃を与えたんじゃないかな。彼はまともに頭が働いていないんだよ」

セフードはまた今回の試合について、UFC227で対戦したデメトリアス・ジョンソン戦よりも良い状態だと語っています。

「私はみんなに真のフライ級選手とはどんなものなのかを示している。素晴らしくて力強く、世界を支配する準備は出来ている。その多くが私が信頼している神経科学チームのおかげだよ。私がやっていることは全てテクノロジーとサイエンスに基づいているんだ。私は31歳にして最盛期に来ているよ。これまでこれほど強いと感じたことはなかったからね」

「彼は私の階級に足を踏み入れて私のベルトを奪おうとしている。そして多くの人がチャンプ・チャンプ(Wチャンピオン)について話をしているね。私はみんなにTJはそのチャンプ・チャンプと戦っているんだよってことを伝えたい。彼はオリンピックチャンピオンであり史上最高のファイターに勝った現UFCフライ級チャンピオンと戦っているんだ。つまり私こそがチャンプ・チャンプなんだ。私はオリンピックチャンピオンであり、UFCチャンピオンだ。私がただ一人だ。UFCで誰もそう言うことはできない。歴史上誰もそう言うことができないんだ。私こそが真のチャンピオンだよ」

ヘンリー・セフード対TJディラショーによるUFCフライ級チャンピオンシップが行われるUFCブルックリンは、1月19日(日本時間翌20日)に開催されます。

(mmafightin)