アンソニー・ペティスは元UFCライト級チャンピオンであり、その前にはフェザー級でも戦ったことがあります。
しかし145ポンド、155ポンドで戦ってきたペティスでしたが、2019年最初の試合ではスティーブン・トンプソンと170ポンドのウェルター級マッチで戦うことになりました。
ペティスは『BJPENN.com』のインタビューで、なぜウェルター級へ移行するのかについて語っています。
「正直なところ、155ポンドにいるほとんどの選手と戦った。それにこの階級は現在休止中だ。どうするのかいくつかのことに答えを出す必要があるけど、私はウェルター級になろうと考えたんだ。実際ウィスコンシン州でのキャリア初期の頃にウェルター級で戦ったこともあるからね」
「ワンダーボーイは、私がキャリアを終える前に戦う必要がある選手の一人だ。それに彼のスタイルが好きなんだ。私はテコンドー出身で、彼は空手出身だ。それは面白い戦いになるだろうね。彼は今後私が戦うであろう選手たちの中の一人だよ」
ペティスはトンプソンと戦いたかったとしながらも、減量もまたウェルター級へ移行する理由の一つであったと語っています。
「155ポンドに落とすのは難しくなっていて、さらに減量が厳しいからエネルギーを奪われ、私のパフォーマンスの妨げになっていると思うんだ。私は以前自分のチームと話していたとき、ワンダーボーイが戦えることを知った。170ポンドにはたくさんのレスラーがいる。もしタイトルマッチをするのであれば、階級を上げることは理にかなっているだろうけど、トンプソンは私にとって打撃戦になるだろう。伝統的な格闘家同士の対戦だ。それは私にとって良いマッチアップだよ」
「私は自分が小柄だってことはわかっている。彼は元からウェルター級の選手であり、170ポンドまで落とさなければならない。でも私は全く体重を減らす必要はない。彼もそれほど大きな選手ではないよ。でもクリーンヒットが当たるかどうかに、155ポンドか170ポンドかは関係ないんだ。当たってしまえばそれはクリーンヒットだ。私はいつも大きな選手とスパーリングしてきている。だから心配していないよ」
ペティス対トンプソンは3月23日に開催されるUFCナッシュビルのメインイベントとして予定されています。ペティスは今からこの試合が楽しみだと最後に語りました。
「出場してファンたちにその試合を見せれることに興奮しているよ」
(bjpenn.com)