昨年11月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC230では、メインイベントでダニエル・コーミエ対デリック・ルイスによるヘビー級チャンピオンシップが行われました。
このイベントでは当初、コーミエもルイスも出場するつもりはないと宣言していたにもかかわらず、開催まで1ヶ月を切ったところで最終的に戦うことに合意したものでした。
コーミエが試合を受けた理由については、条件が通常よりも良かったからだと言及していましたが、具体的な金額までは明らかにされていませんでした。
レスリングオブザーバーが報じた内容によると、コーミエはUFC230で戦うために異例とも言える400万ドル(約4.3億円)も受け取ったということです。
ニューヨーク州では戦ったMMAファイターのファイトマネーは公開されていませんが、コーミエが7月にミオシッチと戦ったときには50万ドル、1月にオーズデミアと戦った時も50万ドルでした。
また2017年7月にジョン・ジョーンズと戦ったときには100万ドル(ペイパービューボーナスは含まず)だったとされています。
UFC230は当初、シェフチェンコ対ユーバンクスが予定されていましたが、ファンからの反発にあったためUFCはコーミエ対ルイスをブッキングすることになりました。
あの状況でメインイベントをコーミエに頼るしかなかったとはいえ、UFCはかなりの大金を費やしたようです。
なお3月で40歳になるコーミエですが、現時点で次の試合をいつ戦うのかについてはまだ明らかとなっていません。
(Wrestling Observer)