総合格闘技史上最高のチャンピオンの一人であるジョゼ・アルドは、以前のインタビューで今年MMAを引退する考えを明らかにしました。
2月2日にはブラジルのフォルタレザで開催されるUFCファイトナイトでヘナート・モイカノと対戦する予定です。
UFCとの契約は残り3試合が残っているため、それを今年中に全て行い、その後MMA界を去るつもりです。
アルドは今週『ESPN』のインタビューで、その計画はまだ変わっていないことを明らかにしています。
「私はこれを次の新しい契約交渉のために言っているのではない。私が30歳のときには、すでにやめて別の違う何かを始めることを計画していた。決断を下さなければならない段階にあり、私の考えが変わることはないだろう。格闘技はいつも私の生活の一部だったけど、全てには始まりがあって終わりがある。そして私の考えでは、これは終わりに近づいているんだ」
アルドは計画が変わらないと語り、もしUFCタイトルに挑戦できるチャンスがあってもそれを断るだろうと語っています。
「もし私がチャンピオンになったら、契約が自動的に更新される条項があったはずだ。MMA以外でもやりたいことがあるからね」
アルドは2015年にコナー・マクレガーとの対戦で13秒で敗れた後、すぐリマッチできると信じていたもののそれが実現しなかったこととに対して不満を持っていたと語ります。
しかしアルドが引退を望むこととUFCとの関係性は全く関係ないと言及しています。
「UFCとの関係性は何も変わっていないよ。でも長い間チャンピオンとしていたし、それについてはイライラしていたけどね。あのときは自分が再戦に値すると思っていた。しかしこれがビジネスであることを理解しなければならなかった。そして私は雇われ側だからね」
2019年にMMAを引退するつもりのアルドは、2020年にプロボクシングデビューを果たすつもりがあるのかどうかと尋ねられ、笑いながら語っています。
「一歩ずつだよ。私たちは土曜日に試合を行って、今年中にあと2回戦う。その後コーチと一緒に話し合ってどんな選択肢があるのか見てみるよ」
アルドの計画ではUFCフォルタレザが終わった後、5月11日にブラジルのクリチバで開催されるUFC237に出場するつもりです。そして最後の試合も今年後半にブラジルのどこかで行われるイベントに出場する計画を持っています。
(ESPN)