UFC234のメインイベントでイスラエル・アデサンヤと対戦したアンデウソン・シウバでしたが、結果は判定により敗れています。
しかしシウバはすでに次の試合を見据えており、彼が考えているのは5月11日にブラジルのクリチバで開催されるUFC237です。
彼の地元であるクリチバで初めて開催された2016年5月のUFC198では、ユライア・ホールと対戦する予定でしたが、ケガのために出場することができませんでした。
今回再び戦うチャンスが巡ってきたことで、シウバは試合を終えたばかりにもかかわらず、試合後の記者会見で次の試合に向けて意欲を示しています。
「最後にクリチバで戦うつもりだったとき、問題があって手術を受けていたんだ。それからカードを外れた。でも今、私には再び自分の町で戦うチャンスがある。(マネージャーの)エドと話をしたし、チームとも話をした。そしてクリチバで私とニック・ディアスとの試合をしたいと思っていて、おそらくその試合は意味をなすものだと思っている。決定を下している時間がないからただダナを待っているだけだ。上手くいけば、私はクリチバで戦うことになるだろう」
2015年1月に開催されたUFC183のメインイベントでシウバとディアスは対戦しました。試合はシウバが判定により勝利しています。
ところが両者ともドーピング検査で陽性反応になったことから、結果はノーコンテストへと変更になりました。シウバはそのときの決着をつけたいと語っています。
「私とニックとの最後の試合はノーコンテストだったから、とても面白い試合になると思う。私はこの試合について数ヵ月前にニックのマネージャーと話をしたんだ。そしたらニックは、“OK、やろうよ、ダナと話をしに行こう”と言ってたよ」
シウバはニック・ディアス以外にも、階級が大きくことなるコナー・マクレガーの名前も挙げています。
「まず第一に私はチャンピオンを尊重する。第二に、現時点での私とコナーのキャリアにおいて、ファンのために何か特別なことをするというのがとても興味深い。私とコナーのスーパーファイトはとても面白いものになると思う。UFC内での将来は非常に興味深いものだ。なぜなら全ての状況が素早く変化するからね。でも私はすぐにまた戦う準備が出来ているよ」
マクレガーとディアスのどちらとより戦いたいかと尋ねられたシウバは次のように語りました。
「どちらも素晴らしい。クリチバで何か特別なことをしたいんだ」
なおUFC237ではすでに、ローズ・ナマユナス対ジェシカ・アンドラージのストロー級チャンピオンシップが決定済みです。
その他のカードで噂されているのはアマンダ・ヌネス対ホリー・ホルム、さらにシウバと同じブラジル人のジョゼ・アルドもまた出場したいと主張しています。
(mmafighting)